最終更新: mitsuru_kux 2024年07月03日(水) 23:50:26履歴
本項では、株式会社AKSの取締役であった松村匠らが、2019年3月22日に新潟市で開いた記者会見で述べた「宿題」を整理する。
4つめの
「証拠が出たら、ちょっと考えるが、不問」
に現れているが、松村匠の言うことは会見中矛盾しつつ変化している。
「検討する」と言ったものを、結局検討しない回答に変更している事がある。
しがたって、松村匠が「検討する」と言ったもののうち、今でも「宿題」と言えるものは、多く無い(そもそも宿題設定を多くはしておらず、不問という結論ありきである)。
その中で、明らかに「宿題」と位置づける事ができるものが何であったかを確認する。
- Q (新潟日報)あらためて第三者委員会の先生を同席させてもらった上での説明を行っていただくことっていうのはできないものでしょうか。(中略)いま一度対応についてご検討していただきたいと思うんですけれども。
- A 松村:持ち帰ります。
その検討結果は、その後、AKSから2023年10月13日現在も公表されていない。
- 松村:警備上の問題になりますので、警備会社さまとも話をする中で、具体的なことというのに言及ということはちょっと差し控えさえていただきたいんですが、当然ながら、繰り返しになりますけれども、セキュリティー向上のためのさまざまなケアをさせていただきたいなと思っております。(NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文1)メンバーの関与はなかった)
その後、劇場に顔認証システムが導入されるなどしたが、「防犯対策とうたっているが、事件が起きたのはメンバーの自宅。事件後、借り上げているメンバーたちの自宅を引っ越させたようで、そちらのセキュリティは強化したというが、劇場では事件が起こったわけではないので、そちらの防犯対策に巨額の資金を投じるのはいかがなものかと思われる」といった、至極真っ当な批判が多数起きた(NGT48が発表した防犯対策は「的外れ」? 「目先をそらした話題作り」の声も)。
他にどのような効果的な警備対策が取られたかは、2023年10月13日現在も不明である。
※ただし、これは防犯についての手の内を晒す事にもつながりかねないため、具体的な情報開示は当サイト管理人も求めない。しかし「警備予算を増額した」といった発表はあってしかるべきであると考える。
※サイト管理人は2022年春にNGT48劇場を訪れ、顔認証システムや制服警備員も配置するなど一定の警備が行われている情況を把握している。
だが事件は劇場では無くマンションで起きた事、向かいの部屋から犯人が出てきた事が大問題であった事を考えれば、劇場警備が問題の本質では無いのは上述の通りである(NGT48新潟旅by三鶴(1-3)劇場の入口(写真と警備)(管理人のブログ))。
- 松村:本当にスタッフの数を増やしていくっていうことは検討していることでございます。ただ、人数を増やせばそれでいいのかということもありますので、まずは現有のスタッフの意識をさらに1人ずつ向上させていく、私も含めてですね、ということがまずは急務かなというふうに考えております。(NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文6)3月いっぱいは休館)
スタッフについては、「直接メンバーの皆さんと接するスタッフの皆さんの顔ぶれはあまり変わっていない」と2020年7月に報道されている(新潟だからこそできる活動の形が絶対にある...メンバーの決意 NGT48インタビュー)。
その後結局、増員はなされていないと考えられる。
第一に、増員がされたという運営からの発表は無い。
第二に、NGT48運営である株式会社Floraは、2022年春に求人広告を広く行っていたが、この時期はスタッフが減るとされた時期と重なり、増減を伴わない補充であると考えられる。
事件当時の厄介なマネージャーらに適切な指導がなされているのかも疑わしい。
松村匠は、
引用元の1ページ内ですら、
このように、AKS取締役:松村匠が明確に「これは持ち帰る」「これは検討する」と一貫して言ったことは、実は多く無い。
特に、メンバーと被疑者らのつながりにかかる問題については、最後の質疑応答で全て「今後、処分はない」と明言している。
つまり「処分が無いことを前提とする、『検討』『考える』しかしない」姿勢が明瞭なため、「検討」「考える」という言葉にほとんど意味が無い。
- Q (マイナビ)仮に証拠が出てきた場合、今後、じゃあそのメンバーは処分をされるということでよろしいのでしょうか。
- A 松村:それも含めて今後、ちょっと考えるようにいたします。
- Q (朝日新聞)今後、処分はないということでよろしいですか。
- A 松村:はい。(該当箇所YOUTUBE動画)
引用元の1ページ内ですら、
- 「証拠が出たらちょっと考える」
- 「証拠が出ても処分はない」
- 「考えるが、不問という結論は変える事は考えない」という「それは考えるとは言わないのでは?」といわざるを得ない支離滅裂な状態
このように、AKS取締役:松村匠が明確に「これは持ち帰る」「これは検討する」と一貫して言ったことは、実は多く無い。
特に、メンバーと被疑者らのつながりにかかる問題については、最後の質疑応答で全て「今後、処分はない」と明言している。
つまり「処分が無いことを前提とする、『検討』『考える』しかしない」姿勢が明瞭なため、「検討」「考える」という言葉にほとんど意味が無い。
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