NGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々に基づき、検証可能な範囲で確かに言えることを整理。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。


本ページは、NGT48、NGT48暴行事件を巡って飛び交ったデマガセを検証、または検証サイトを紹介する。
暴行事件被害者である山口真帆さんに対するデマ・ガセ・中傷が圧倒的に多い。
なお、山口真帆さん以外のNGT48メンバーについて飛び交ったデマ・ガセも、同様に検証、または検証サイトを紹介する。

2022年になっても山口真帆さんに対するデマ・ガセを流し続けている集団については「NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファン」を参照。
メンバー以外を巡るデマ・ガセについては、「NGT48を巡るデマ・ガセを検証する(メンバー以外)」に分割した(2022年9月18日)。


「暴行事件ではなく、『騒動』である」

「不起訴であっても事件」は普通にある

事件を矮小化しようとして、「そもそも事件では無く『騒動』だ」と述べる者がいる。

吉成夏子AKS社長(当時)は「不起訴になったことで事件じゃないということだ」と言ったと山口真帆さんは述べており(オリコン2019-04-21wezzy2019.04.22マイナビ2019/04/22記事等リンク集)、それを吉成夏子は後の保護者会でも否定していない。
「プロインタビュアー」吉田豪は「不起訴だから警察沙汰ではあるけど犯罪行為ではないんですよ」とツイートした(ツイートツイートアーカイブTogetter)。
実話ナックルズ編集長も務めた久田将義は「「暴行事件」ではないのです。これがファクト1です。」とツイートした(ツイート)。
NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンも同様のデマ・ガセをしばしば述べる。

実際は、新潟警察署と機動捜査隊が捜査を行って甲・乙の2名を暴行被疑者として令状により「通常逮捕」した事件である。

不起訴処分は無罪ではない

また、不起訴処分は無罪でも無ければ、事件が無かった事を示すものでもない。
「不起訴だから事件ではない」は誤りであることを、弁護士が指摘する動画を作成している。
この岡野タケシ弁護士による動画では、初回の万引きが不起訴(起訴猶予)になる事が多い事が述べられ、
「万引きで不起訴(起訴猶予)になった場合でも、万引きという事件は事件である」
という、分かりやすい事例が挙げられている。
また、岡野弁護士は、NGT48暴行事件はほぼ間違いなく起訴猶予であったとの考えも上記動画内で述べている。

当ウィキサイト管理人は、我が国の不起訴処分制度の在り方にも、本事件をきっかけに深い疑問を抱くようになった。
実務上は「嫌疑なし」「嫌疑不十分」「起訴猶予」で不起訴となることが多いです。(起訴/不起訴ってなんですか? | 刑事事件弁護士アトム
起訴猶予とは、犯罪の嫌疑が十分認められ、訴訟条件も欠けていないが、検察官の判断で訴追の必要がないと考えられるため、起訴をしない処分のことです。(起訴猶予(きそゆうよ) 刑事事件用語集 | 私選弁護人、示談なら刑事事件の弁護士無料相談-名古屋市・愛知県
詳細は当ウィキサイト記事「不起訴処分」を参照。

「被疑者らと一部メンバーのつながりは無かった」

リュウタらNGT48一部ファン外道過激派は「被疑者らと一部メンバーのつながりは無かった」というデマを4年間繰り返し発信しているが、
被疑者らと一部メンバーのつながりはあった。
第三者委員会が報告書で指摘しているほか、AKS取締役松村匠が、2019年3月22日の記者会見(説明会)で、あっさり認めている。

(画像は「THE PAGE:NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文8)つながりの濃淡は把握していない 2019/3/23(土) 12:18配信」から一部引用したものに、サイト管理人が説明を加えたもの)

出来る限り事件を矮小化し、メンバーら全員を不問に付した松村匠すら、
  • 被疑者らとつながっていたことが事件の遠因となったことにつき、山口真帆さんに謝罪したいメンバーがいること
を認めていた。

「つながり」について」も参照。

山口真帆さん

以下のデマ・ガセを流している者としては一部マスコミがあったが、2020年以降はこうしたデマ・ガセをマスコミが流すことはほぼ無くなった。
流す主体はNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンとなっている。
山口真帆さんに対する執拗なデマ・ガセの件数は、他に対するデマ・ガセに比べても圧倒的多数かつ多岐に亘っている。

所謂「ハレンチ動画」・フェイク動画

所謂「ハレンチ動画」とは、
  • 山口真帆さんが、仕事での滞在先のホテルから配信した、寝転がって配信した動画に、行為の最中であるかのような音声を加えて編集されてばら撒かれたもの
である。
このようなフェイク動画を作り配布・再配布したり、それらの動画が真実であるかのように広めたりすれば、法的責任・法的リスクが生じる(後述)。
第1に、「48Gのアイドルが、セックスの最中の動画をSHOWROOMで配信するという事が有り得る」と考える事自体がナンセンスである。
第2に、あれほど山口真帆さんをはじめメンバーを守る事に消極的であり、のちに山口真帆さんと対立した今村悦朗でさえ、動画は音声などに悪質な編集がされたものであると公式に発表した。

>NGT48メンバー山口真帆が配信したSHOWROOMの映像をもとに、音声などに悪質な編集がされた動画がネット上にて拡散されていることに関しまして、ご心配の声をいただいております。
>ネット上に書かれているような事実は一切ありませんが、ベッドに寝転がった状態で配信したことや、誤解を生むようなコメントをしたことが、結果として悪質な編集をされる要因になってしまったことは否定できません。その点に関しては、本人も深く反省しています。
>(略)
>NGT48劇場支配人 今村悦朗2016.11.13アーカイブ

第3に、山口真帆さんに対する様々なネガキャンを辞さなかった運営やマスコミ、記者達も、このハレンチデマを利用しなかった。

以上三点から、この音声加工動画は取るに足らないフェイク・デマであると言える。

法的リスクについては、深井剛志弁護士が、刑事・民事両面のリスクを解説している。
音声加工だけの上記「ハレンチデマ」とは厳密には同じ態様では無いが、類例として画像を加工したディープフェイク動画の作成者と、そのまとめサイト管理人からは、逮捕者が出ている。 ディープフェイク動画を作成し、アップロードする事だけが罪に問われ得るだけでなく、「アップロードされたディープフェイク動画のまとめサイトを作る」事も、罪に問われ得る事が示されている。

音声加工のみのハレンチ動画についても、深井剛志弁護士からは同様の法的リスクがある事が指摘されているのは上述の通りである(再掲:弁護士:深井剛志先生解説。山口真帆さんの「ハレンチ動画」音声編集デマの拡散に伴う法的責任・法的リスク)。

参考:フェイクポルノ作成で逮捕されたらどうなる?該当する罰則と逮捕後の流れ|刑事事件弁護士ナビ(あいち刑事事件総合法律事務所 則竹理宇)

「山口が犯人と繋がってた」陰謀論

「山口真帆こそが被疑者らとつながっていた。事件は痴話喧嘩の一種」とするデマをNGT48一部ファン過激派が流し続けている。
そうしたデマの存在はwezzyが報道し警鐘を鳴らしている(wezzy2019.10.30NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの例、なべ:2019年アーカイブ)。

荒唐無稽な陰謀論に呆れるほか無い。

事件直後の暴行犯達と山口さん達の会話(文春録音)を聞いて、「暴行犯と山口がつながっていた」と結論を導き出すのは不可能である。
仮に「山口真帆さんが犯人とつながっていた」ならば、「犯人と打ち合わせしてノーカットであんなに会話して、やって来た警察官にも『この人たちに顔を掴まれた』と主張していたんですか、物凄い演技力ですね!」ということになる。

また、株式会社AKS第三者委員会は、
第2、3(3)ウ
本件事件は、被疑者らが山口氏と私的領域で接触したいという動機に基づき敢行された事案

と断定している。
冗長な説明になるが、「私的領域で接触してはいなかった」から「私的領域で接触したいという動機」があったのである。

以上から、「被疑者らが元々山口真帆さんと繋がっていた」などというシナリオは想定し得ない。

なお、被疑者らの内「甲」は、2016年からネットで話題にされていたほどの、山口真帆さんに対するストーカーであった。
ストーカーを「つながっていたw」と表現する所にも、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの人間性の悪質さと常識の欠如を示している。
詳細は「被疑者ら#ko」を参照。

「山口が犯人とよく話し合ってた」切り取り陰謀論

暴行犯甲は、暴行事件直後の公園において、
  1. 山口さんと甲は全然関わりない
  2. 他のメンバーと寮でよく会ってた
  3. メンバーと山口と話すにはどうしたら良いか話してた
  4. メンバーとそういう話をした事は結構ある
という内容で、山口さんや厄介なマネージャーらに話している(真実かどうかは別として、あくまで暴行犯甲は、そのような発言をする録音を残している)。
なお、この書き起こしでは、甲は「A」と表記されている。




これを、暴行犯甲が「今まで何度もあそこで話したりしていた」と述べた台詞を切り取り、これを「山口は甲と何度も話したりしていた」と利用するデマが現れた。

その人物は自らを「冤罪」と名乗っている。
確かに、彼(彼女?)は、山口真帆さんについての冤罪を生み出し続けている。

他のNGT48メンバーとのつながりを主張する甲の発言であるが、全て真実であるかどうかも留保が必要な甲の発言を、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは、補語を隠して「山口と甲がつながっていたw」と主張する材料として切り取っている。
彼らはこのようなデマ発信を3年以上行い続けている。

「メンバーの名前を次々に挙げた」

リュウタらNGT48一部ファン外道過激派は、「山口真帆が、メンバーの名前を次々に挙げた」とデマを流している。

実際は、メンバーの名前を次々に挙げたのは、暴行犯である。
録音でも、暴行犯甲は、自分が名前を次々挙げた事を否定しないどころか、「嘘じゃない」とまで言っている。




参考外部リンク:(2019-11-27) 山口真帆暴行事件〜「録音データ」からわかる4つの真実!真帆さんが可哀想(涙)

「SHOWROOMでの告発は途中で切られていない」

管見では2022年5月になって、
「SHOWROOMでの2019年1月8日の告発は途中で切られてなどいない。AKB48グループではSHOWROOM配信は深夜24時までだから、それで切られたに過ぎない」
というデマが出た。それによって「告発配信をNGT48運営がとめた訳では無い」とするもののようである。

第一に、2019年1月8日以降のマスコミは「告発配信が途中で切れた」事を前提としており、「深夜24時終了ルールの適用に過ぎない」といった声は無い。
この配信は途中で強制終了となり、ファンから心配の声が殺到。(リアルライブ2019年01月09日 12時10分
動画は途中で中断されてしまった。(wezzy2019.01.09 14:45
動画は配信途中で中断されたが、(wezzy2019.01.09 18:25
配信は途中で途切れ「ただごとではない」とSNSやネット掲示板がざわつく。(ガジェット通信2019/01/09 14:25
途中で配信が強制終了となる異常事態に。(東スポ2019年01月10日 16時30分東スポ2019年01月10日 23時03分
なぜかその途中で配信は突如終了となりました。(ねとらぼ2019年01月09日 19時00分
配信は途中で突如終了した。(BuzzFeed2019年1月9日

第二に一般人からも、「深夜24時終了ルールの適用に過ぎない」という声は無かった。
検索ワードを「山口真帆 "途中" SHOWROOM 告発」とし、期間を「2019年1月8日 – 2019年1月10日」で設定した検索結果を見ても、「24時終了ルールの適用」とする声は皆無である。
また、山口真帆さんの告発を紹介してバズったツイートに対しても、「途中終了は深夜24時ルールの適用に過ぎません」と、2019年1月に指摘した者はいない(当該ツイート)。
24時終了ルール(「配信可能時間は、5:00〜24:00までとします。」との記載、2019年12月17日)は、SHOWROOMを日常的に視聴するAKBGファンにとっては常識であり、仮に24時丁度もしくは直後に終了していれば「24時ルールの適用」と指摘されないとは考えられない。
ネットではむしろ「運営にBANされた」とするのが当然の前提と受け止められていた。

第三に、当時のツイッターで、23時53分50秒台には既に配信が切られたのではないかという声が上がっていたことが分かる。
通常、AKBGメンバーがSHOWROOM配信をする際、24時ギリギリまで配信を行う事が日常的であり、話の途中で23時53分台に配信が切られるという事はまず無い。
(下記画像はスマホで形が歪んでいる場合、画像をタップすれば正常に表示される)


第四に、公式記録ではないため確実な検証は困難であるが、録画の存在がある。
1月8日のSHOWROOM告発は録画されて出回っているが、その動画の開始時刻(配信開始時刻ではなく録画開始時刻)の推測として23時49分45秒がある。
そして出回っている動画の合計時間は、3分48秒〜4分以内である(当該動画の例)。
録画開始時刻の情報が匿名掲示板に残された痕跡(当該掲示板書き込み)であるため、確証は得られないが、録画開始時刻の推測と、動画の長さからは、23時54分には配信がストップしたと考えられ(これはツイッターで「まほほん、BANされた?」等の書き込みが現れたのが23時53分50秒台からであることと整合する)、その場合「24時終了ルール」が適用されてはいない事になる。
各種報道、ツイッター、掲示板で、「中断は0時終了ルールに則ったものに過ぎない」などと述べた者は皆無である事と矛盾しない。

結論として、「途中終了は深夜24時終了ルールの適用にすぎない」は、シンプルにデマである。

スポニチ写メ会デマ

「山口は指紋採取・家宅捜索を拒んだ」

「山口真帆さんは指紋採取を拒んだ」とするデマがある。
拒んでいない。
同日、山口氏の部屋の玄関ドアについて、警察による指紋採取行われた。(第三者委員会報告書、強調引用者)

なお2019年1月30日、週刊文春が「NGT関係者」の話として「山口が家宅捜索を拒んだ」と報じた(※)ことを利用するデマもある。
だがそもそも家宅捜索は拒否できない。従って「山口真帆さんが家宅捜索を拒否する」事態は原理的に生じない。
家宅捜索を拒否することはできません。逮捕と同じく、裁判官の令状に基づいて強制的に行われる処分だからです。「逮捕しないでください。」と言っても逮捕を阻止できないのと同様に、家宅捜索に来た捜査員に対して「家に入らないでください。」と言っても、立ち入りを阻止することはできません。実力で抵抗すれば、公務執行妨害罪で現行犯逮捕されることもあります。(家宅捜索とは?前兆や近所にばれる可能性、対応方法について | 逮捕・示談に強い東京の刑事事件弁護士、強調引用者)
家宅捜索令状にもとづいて行われる強制処分であり、これを拒否することはできません。家宅捜索を物理的に妨害すると、公務執行妨害罪に問われる可能性があります。(家宅捜索が行われる! 実際の流れや対象となりやすい犯罪は? | ベリーベスト法律事務所2021年06月29日、強調引用者)

無知のままにデマをばら撒いた週刊文春と、「捜査員は犯人が彼女の部屋に侵入したのかどうか調べようとしたが、山口が拒否したという情報もあります」などとデマを撒いた「NGT関係者」(FRIDAY2019年01月26日)の罪は重い。
※なおこの時の文春の記事は中井りかさんを「真っ黒」扱いする内容でもあり、週刊文春は山口真帆さんと中井りかさんを同時に殴り付けた形であった(中井りかさんと山口真帆さんについても参照)。

「今村支配人が警察からメンバーのことも全部聞いているというのは山口の嘘」

警察が部外者に捜査結果を話すはずがないという君らの主張が真実なら、#山口真帆 のこの発言は“嘘”だって事になるけどOKですね。(リュウタ午後6:42 · 2022年12月17日
リュウタが述べている。「山口真帆のこの発言」とは、
今村さんは警察からメンバーのことも全部聞いているのに
という発言のことである。

事件当時、NGT48劇場支配人(肩書当時)であった今村悦朗が警察からメンバーのことも全部聞いていたのかどうかについては、残念ながら2023年12月現在では検証は極めて困難である(今後も困難であろう)。
だが「警察が部外者に捜査結果を話すはずが無い」ゆえに「今村悦朗に捜査結果が話される筈が無い」というリュウタの主張は、デマでありガセである。

今村悦朗は2つの点から部外者ではない。
つまり新潟県警が、マンションの管理者であり、アイドルメンバーの安全に責務がある今村悦朗に事件の概要を説明していても、何ら不思議は無い。

「山口は他メンバーに卒業公演の観覧もさせなかった」

「山口の卒業公演にはNGTの一部(7人)のメンバーしか集まらなかった。当時支配人によるとこれは山口の意向を受けての人選だったとのことで、7人以外のメンバーは観覧さえも許されなかったとのこと。」
とする風説がツイッターでNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンから流されている。

マスコミが報じた内容は以下である。
産経新聞(アーカイブ)は
「みんな出演したがった」 NGT48・山口さん卒業公演で早川支配人(2019/5/19 11:24)
と題し、
早川麻依子支配人(44)が18日、メンバーの山口真帆さん(23)ら3人の卒業公演終了後、取材に応じ、3人のほかに出演した7人のメンバー以外に出演を希望するメンバーがいたことを明らかにした。来場を希望したメンバーもいたが、止めたという。
>AKBグループのメンバーの卒業公演では、ほかのメンバーが出演するのが恒例だが、出演メンバーとして3人のみ名を連ねたことについて、早川支配人は「3人の希望」と説明。ほかのメンバーは「みんなすごく出たがった」という

と報じた(強調と色づけは引用者)。

スポーツ報知(アーカイブ)は
NGT早川麻依子支配人明かす「(他にも)出たいと言っている子いた」…山口真帆卒業公演(2019年5月19日 5時0分)
と題し、
>NGT48の早川麻依子支配人(44)はこの日、公演後に報道陣の取材に応じ、7人以外にも出演したがっていたメンバーがいたことを明かした。
>名前こそ挙げなかったが「出たいと言っている子はいましたが、山口と直接連絡したかどうかです」劇場に見に来たがっていたメンバーもいたが、早川氏が止めたという。3人の卒業については「山口らがいなくなるのは痛手。私個人としては、もっとやれることがあったと思う」と残念がった。

と報じた(強調と色づけは引用者)。

日刊スポーツ(アーカイブ)は
NGT山口真帆の卒業公演、未出演メンバー鑑賞自粛(2019年5月19日5時0分)
と題し、
>出演メンバーに関しても、山口らの意向を受けた形といい「(今回の公演に出演しなかった)他のメンバーも出たいと言ってる子はいました」といい、劇場への鑑賞などについては自粛させたという。

と報じた(強調と色づけは引用者)。

早川麻依子支配人(当時)はこの後、盛んにツイッターで発信を行ったが、上記の産経新聞、スポーツ報知、日刊スポーツの報道内容を否定していない。
上記の報道と、早川支配人のツイート発信状況をまとめれば、
  • NGT48メンバー達は「みんな山口真帆さんの卒業公演にすごく出たがっていた」
のに、早川麻依子支配人がメンバー達に対し
  • 当該卒業公演への、来場・観覧すら止めた
のである。
このような自らの鬼畜の所業を平然とマスコミに喋ってしまう早川も異常である。

「卒業公演に出たのは、山口と直接連絡したかどうか」という所に、山口さんも間口を絞った可能性を観測する事は、あるいは不可能ではないかもしれない。
しかしながらそもそも、「観覧すら許さない運営」という異様な姿勢。
「運営は、観覧・来場は禁止したが、参加は問題視しなかった」という論理は有り得ない。まず間口を絞っていたのは運営である。

そのような異様な圧力をかけてくる運営をかいくぐって卒業公演に出た7名の勇気は、賞賛に値する。

なお、7人はこの卒業公演につき、運営からネットに書く事を禁じられたと山口真帆さんが述べている(山口真帆「主演の7人は卒業公演のこと書かないように言われたから・・・・・、私はずっと7人の味方」★2-(1))。
実際、7人もその他のメンバーも、太陽は何度でも公演についてツイート・フォトログ等で発信する事は無かった。
そして運営も山口真帆さんの上記発言を否定していない。

NGT48の安心安全7と、その他のメンバー達」も参照。

「山口は卒業公演もさせてもらえたのだから円満卒業だ」

「山口真帆は卒業公演もさせてもらえたのだから円満に卒業したんだ、追い出されたと言い出すとは恩知らずw」という中傷が、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンからなされている。

もちろん、2019年4月〜5月にそのような受け止めをしていた著名人はいなかったし、マスコミ記事も無い。
むしろ追放したAKSに対する批判一色であった。

以下、山口真帆さん卒業発表(2019年4月21日)前後の記事のごく一部である(実際にはさらに多くの記事がある)。
以下、山口真帆さん卒業公演(2019年5月18日)までの記事のごく一部である(実際にはさらに多くの記事がある)。
また、太陽は何度でも公演の選曲の一つに黒い羊があった事は、「円満卒業」どころかむしろ「決別」として報道されたほか、「(山口真帆さんは)グループを出ていかざるをえなくなった」と産経新聞は表現している。
卒業公演について、j-castは
>NGT48というグループそのものや、卒業公演に出演しなかったメンバーとの溝が垣間見える場面もあった。
と報じた(j-cast2019年05月18日)。

また、女性自身は
>山口真帆「嘘つかれるのは悲しい」移籍前夜の運営批判が波紋
と題し、
>《卒業公演は東京のスタッフさんが全部手伝ってくださいました。新潟は劇場のスタッフさんが一緒に作り上げてくれました。皆さんでずっと協力して作ってくれたものを嘘をつかれるのは悲しいです。協力してくれたスタッフさんには感謝でいっぱいです》
という山口真帆さんのツイートを引用。
>早川氏は「山口たちの望む形に近い舞台を準備した」という。しかし山口は、卒業公演はあくまで劇場のスタッフが手伝ってくれたと明かし「嘘をつかれるのは悲しい」と投稿した。意見が真っ向から対立している形だ。
と報じた上で、早川麻依子支配人の言い分が仮に正しかった場合でも
>《卒業公演はとても良かったです早川支配人が協力してくれたのなら感謝します。ただ3人は望んで卒業した訳ではありません。その意味を考え続けて下さい》《きつい言い方ですが公演が美しかったことは贖罪にはなりません。その美しさが何人の女性の苦しみの上に成り立っているか想像すればわかることです》など卒業公演にちなんで早川氏を諭す声も上がっている。
という反応を報じた(女性自身2019/05/25)。

さらに、山口真帆さんに対して「やり過ぎた」などと批判的に述べたことで炎上した芸能事務所会長:野田義治ですら、
>「全てを捨てるつもりで」とはいえ、少しやり過ぎた。卒業といえば聞こえはキレイだけど、そこまでしたら、グループにいられなくなるのは当然だ。
と述べ、山口真帆さんが円満卒業ではないことは当然の前提としていた。
なお、上記に述べた芸能人・著名人の発言は全体のごく一部である。
マスコミ記事を収録したまとめは右参照→NGT48デマ・ガセ「山口は円満に卒業した」←芸能人・著名人の意見をおさらいしましょう。

結論。「山口真帆さんは円満卒業だった」は、デマである。
膨大な量の報道があったため、本来は指摘するまでも無いことだが。
時間が経つとこのようなバカバカしいデマが生じるという一つの例である。

なお、このデマを主張する中心人物にリュウタが居るが、彼は荻野由佳氏がホリプロを退社したことも円満退社だとしている(リュウタアーカイブAug 6, 2022)。
荻野由佳氏が、2021年11月8日にNGT48を卒業(ラジトピ2021/11/28)して1年も経たず、芸能界での活動も不安定な2022年5月31日にホリプロを退社した(2022年6月1日(オリコン) - Yahoo!ニュース)事を「円満退社」と述べる者にとっては、山口さん、菅原さん、長谷川さんの卒業も「円満卒業」に映るのであろう。

「運営は山口たちの移籍先を世話したのに恩知らず」

自ら事件を公にしたくせに告発者としての責任を何も果たさずグループを滅茶苦茶にしただけの人を手厚く送り出し、一緒について行った2人の移籍先まで世話したのにこの言い草ですからね。

とするNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの一人リュウタの言い分がある。
「手厚く送り出し」の部分が誤っている事については、上記節を参照。

結論から箇条書きすれば
  • AKS(NGT48運営)が移籍先を世話した根拠はない(おそらくしていない)
  • 秋元康は1人か2人に移籍先を紹介したようである(秋元康がAKSの社員ですら無かった事については、記事「秋元康」を参照)。

秋元康が長谷川玲奈さんの移籍先を世話した事につき、長谷川玲奈さんが感謝を述べた事は、長谷川さんのインタビューで明らかであるが、AKSが移籍に力添えしたとの話は一切出ていない(2019/6/10長谷川玲奈、独占インタビュー!10日から声優事務所で再出発(1/2ページ) - イザ!アーカイブ)。

むしろ、山口真帆さんに敵対的ですらあった新潮は、山口真帆さんの研音所属につき、「研音の3社(引用者注:バーニング、ホリプロ、渡辺プロダクション)に対する宣戦布告」とまで記事で書いていたほどである(デイリー新潮2019年5月31日同記事2頁目)。
(※なお実際は、研音とホリプロはそこまで険悪な関係では無い:ホリプロ(系列含む)と研音の共演関係

またスポーツ報知は、
>関係者によると、山口に興味を持った研音サイドから卒業後にアプローチ。山口本人と話し合いを重ね、契約を結ぶことになった。
と報じており(スポーツ報知2019年5月25日)、AKSないし運営が移籍先を世話したといった内容は皆無である。
  • 山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんが新事務所に移籍した2019年、AKSが移籍先を世話したとする報道は一切無かった。
  • 長谷川玲奈さんが秋元康の力添えでクロコダイルに移籍したのは事実であるが、秋元康はAKS社員ではない。
  • 山口真帆さんに敵対的だった新潮は、研音が山口真帆さんをとったのはAKBグループにむしろ非好意的な姿勢を示したものと捉えていた。当時、AKSと研音の関係を良好と報じた媒体は皆無である(むしろ逆方向に煽る記事が新潮から出されていたのは前述の通りである)。

AKSが山口真帆さん達の移籍先を世話したというのはデマと断言して差し支えない。

「民事訴訟でだんまり」

>山口真帆は裁判で犯人の男との繋がりを暴露され途端にだんまりを決め込んでいます。それから一言も発していません。

というコメントを山口真帆さんのYOUTUBE動画に繰り返す者が現れた。
無論全てにおいて間違っている。

第1に、「暴行犯が『自分は山口真帆さんと繋がっていた』と主張した」だけで、暴露されたも何も無い。
これが通るのなら、「ストーカーが『自分は被害者と親密だった』と主張したら、親密であった事」になってしまう(なお信じがたい事に、吉成夏子社長は「暴行犯が言う事を信じる」という認識を示した)。

第2に、2019年10月30日にスポニチが、「暴行犯と山口真帆との間のつながり疑惑」として、暴行犯と山口真帆さんの、公的な写真撮影イベントにおけるツーショット写真を疑惑として報道した際、山口真帆さんは沈黙を破り、ツイッターで批判を行っている。
スポニチは大炎上したが、炎上の経緯についてはスポニチ写メ会デマを参照。

山口真帆さんの上記反論についてはかなりの数のメディアが報道してもおり、「だんまり」とは程遠い(スポーツ報知2019年10月30日日刊スポーツ2019年10月30日oricon2019-10-30しらべぇ2019/10/30マイナビ2019/10/30ねとらぼ2019年10月30日wezzy2019.10.30デイリースポーツ2019.10.30)。

時系列を整理すれば
  1. 暴行犯の一方的証言
  2. 吉成夏子の被害者より暴行犯を信用するとの姿勢(信じられない姿勢であった)
  3. スポニチ写メ会デマ(2019年10月30日)
  4. 山口真帆さんの反論(2019年10月30日、同日、即刻反論)
  5. 運営・スポニチ、沈黙
  6. 暴行犯と民事で和解した運営
上記となる。
肝心な事につきだんまりを決め込んでいるのは、民事で和解した運営の方である。

なお、「山口真帆は裁判に出廷しなかった」というデマもあったが、当事者で無い者は呼ばれない限り裁判で証言できない。

そしてNGT48運営は、暴行事件にかかる裁判なのに、なぜか事件被害者を呼ばなかった。
責められるべきは、そして疑問を持たれるべきは、事件被害者を呼ばなかったNGT48運営(AKS)の方である。

「取材拒否」

リュウタ
Twitterじゃなくメディアを通じて存分に事実を伝えなくちゃならないのは #山口真帆 だろ。#研音 の庇護下で存分に語って貰えると思いきや取材拒否www (アーカイブ リュウタ Aug 2, 2022
と述べている(この時に限らず、リュウタは「山口真帆が取材拒否した」というデマを何度も述べている)。

まず、山口真帆さんは取材拒否をしていない。繰り返しインタビューを受けている。
一方で、株式会社AKSについては、以下の通りである。
昨年12月、NGT48山口真帆(23)が男らに自宅を襲われる事件が影を落とす中で開催された。主催者側は「一生に1度の晴れ舞台なので」と、メンバーへの事件関連の質問の自粛を求めた。事件の質問は自粛求める、NGT荻野ら鮮やか成人式 日刊スポーツ 2019年1月14日16時27分
NHK新潟ではAKSに対し、「私的領域でのファンとの接触防止策」「会社の運営体制の見直し」「トラブルの処分や調査は十分か」「経営トップの認識」といった内容でインタビューや書面での回答を求めたという。会社の再発防止策や危機対応について取材するためである。しかし、それに対するAKS側の答えは「総合的な判断で回答はできない」というものであった。(改行省略引用者、NHK新潟がNGT48暴行事件を特集も、AKSは取材拒否、wezzy2019.06.04
つまり株式会社AKS(現ヴァーナロッサム)は、取材拒否をしている。

さらに、AKS(現ヴァーナロッサム)代表取締役吉成夏子は、記者会見に出た事は無いどころか、記者の質問に応じたことも一度も無い。

菅原りこさん、長谷川玲奈さん

NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは2022年5月以降、菅原りこさん(エイベックス所属)と長谷川玲奈さん(クロコダイル所属)も叩き始めた。
リュウタは「菅原と長谷川は取材拒否で何食わぬ顔している」と述べている。
その時は山口真帆に加担して事務所移籍のご相伴に預かったのに取材拒否で何食わぬ顔してる菅原と長谷川を問い詰めます。(アーカイブ Jun 19, 2022
#長谷川玲奈 はマスコミの取材を受けるべきだったんだよ。利益だけ受け取って自分の行動の真意を語らないのは不誠実でしょう。(アーカイブ Jul 30, 2022
このリュウタのツイートに、アーカイブ時点でそれぞれ9個、12個のいいねがついており、同調している者達がそれだけいる。

菅原さんと長谷川さん両名が「取材拒否した」という事実は無い。デマまで含まれている悪質なツイートである。
長谷川玲奈さんは移籍直後にサンスポからインタビューを受けている(長谷川玲奈、独占インタビュー!10日から声優事務所で再出発 サンスポ2019/06/10 )。
菅原りこさんは同年12月に、エンカウントからインタビューを受けている(元NGT48 菅原りこインタビュー 三谷幸喜舞台に「私が見せない部分を出していきたい」 ENCOUNT編集部2019.12.09)。

インタビュー記事は他にもある。
なお、菅原さんと長谷川さんに「事件についてインタビューするべきだ」という主張をすると、NGT48の他の現メンバー・元メンバーに対しても「事件についてインタビューするべきだ」と言われるブーメランになりかねない危険性については、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは考えることができない模様である。

NGT48の安心安全7と、その他のメンバー達」ページ内の「菅原りこさんの節」と「長谷川玲奈さんの節」も参照。

村雲さん

村雲颯香さんは山口真帆さんを支え続けた3人「りこぽんもふ(菅原りこ、長谷川玲奈、村雲颯香)」の内の一人である(詳細はNGT48の安心安全7と、その他のメンバー達村雲颯香さんの項を参照)。
そして、事件直後の山口さんと共に、犯人達に対峙した、勇気ある人物である。
芸能界を2019年9月に引退したため、「村雲颯香」とフルネームで書く事は当ウィキサイトでも少なくしているが、その村雲さんの台詞を巡り、2019年秋のマスコミ、およびその後はNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンからデマ・ガセが流布されている。

なお、一連の村雲さんの言動については、テックインサイトが分かりやすく網羅した記事を作っている((2019年9月1日)NGT48はどこを目指す? 村雲颯香が“卒業公演”で胸が痛むメッセージ「何が何だか分からなくて悩んだ」)。
山口真帆さん達が卒業発表した際の村雲颯香さんのツイートについては、こちらを参照。

村雲さんの台詞の曲解あるいは創造デマ

村雲さんが、山口さん、菅原さん、長谷川さんが卒業した後も残留していた短い期間(2019年5月〜9月1日)において、「村雲はNGT48にシロ認定をした」「村雲は(山口の言い分通りでは無い)事件の真相を知った」といった、恣意的な報道が数回なされた。 酷いものになると東スポのように9月2日、すなわち本人が芸能人ではなくなった翌日に、「村雲が見た“暴行事件の真相”」などと報道した媒体もある(東スポ2019年09月02日)。

デマの内容をまとめると「村雲は山口の言い分を否定し、メンバーをシロと認定した」となる。
このデマをNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンが拡大再生産している。

山口さん、菅原さん、長谷川さんが卒業した後も残留して以降、村雲さんが、3か月強の間、他のメンバーと積極的に交流していた事は事実である(本人のツイートや発言、食事をしている写真などで分かる)。
だが、数々の村雲さん自身の言葉を並べれば、「村雲さんが姿勢を変えた」とは到底言えない(むしろ姿勢が一貫している)事が分かる。
後述するように、どのような思いでメンバー達と接する事にしたかも、村雲さんは隠さず表明している。
卒業発表の台詞
卒業発表(2019年7月18日)の全文から重要ヵ所抜粋オリコン全文記事サンスポ全文記事)。
※村雲さんの言葉は緑色太字、注釈は赤色文字にしてある。
今年に入ってから両親とも話し合った上で卒業を決意し、2月の下旬から支配人に相談をしていました。
つまり山口さんが襲われた事件(2019年12月8日)から1ヶ月ほど経った年明けに、卒業を決意し、2月下旬には早川支配人にその意向を伝えていた。「事件の真相を後で知った」などの事があれば、「1月にした卒業の決意」を変えていたと思われる(卒業の理由が無くなるから)

それでも、私がこれまでに発信してきた想いに何一つ偽りはありません。
つまり村雲さんは、まほりこぽんと同時に「NGT48」の表記をプロフィールから外す、太陽は何度でも公演にも出るなど発信していたが、それを撤回しては居ない。

卒業まで残り僅かな期間ではありますが、その期間、ファンの皆様と、そしてNGT48のメンバーと真剣に向き合う期間にしたいと考えています。
(中略)大切だからこそ、今のNGT48には変わらなくてはいけない部分もたくさんあると思っています。
そしてグループが変わっていくことは決して簡単ではないと、この数ヶ月間で身に染みて分かりました。
それでも諦めたくないのは、NGT48が変わる姿を見て欲しい人がいるからです。
村雲さんの願いは「NGT48が変わる姿を見て欲しい」、そのための「ファンの皆様と、そしてNGT48のメンバーと真剣に向き合う期間」であった。
新潟日報の報道
NGTは元メンバーの山口さんが昨年12月にファンの男性に暴行された問題に端を発し、活動休止状態にある。村雲さんは、事件後は山口さんのそばにいるようにしたといい、「怖い思いをしたメンバーだからこそ一緒にいなければと思った」と当時を振り返った。卒業前の山口さんはグループに対し「私がアイドルをできる居場所はなくなってしまった」と発言。これについて村雲さんは「メンバーに二度とそんな思いをさせることがないよう、みんなで改善へ向け進んでいる」と話した。(改行省略、新潟日報2019/07/19アーカイブ
卒業公演時の台詞
2019年7月以降、村雲さんが努力した結果はどうであったか。
2019年8月31日卒業公演時の村雲さんの挨拶が、村雲さんの判断を検討する材料となる。

スポニチは「山口派の村雲颯香、卒業公演で“認定” 現役メンバーは“シロ”」と見出しをつけて大きく報じた(村雲颯香さんのNGT48卒業公演での台詞を「創造」した嘘つきスポニチ。元の台詞全文と比較検証。+転載した毎日新聞)。
しかしそのような内容は、村雲さんは一切述べていない。

この村雲さんの挨拶も、全文が公開されている。日刊スポーツ2019年8月31日アーカイブ
その一部を抜粋する。同じく緑色部分が引用部、赤色部分が注釈。
寂しいけど、寂しい思いで卒業を迎えられるのうれしいです。

卒業が寂しいのは普通は当たり前であるが、それが普通の当り前ではなくなっている事を表している。
これまでのNGTが変わらなければならなかった部分、足りていなかった部分は、相手の立場に立って考えて、人のことを思いやる気持ちだと思います。

NGT48には「相手の立場に立って考えて、人のことを思いやる気持ちが不足していた」と述べている。これは卒業挨拶としては極めて異例な言葉であろう。
だから私自身、その気持ちを強く持てるよう、NGTの一メンバーとして変わろうと思いました。人の気持ちを分かってもらうこと、読み取ることは簡単ではないけど、でも時間をかけて向き合っていくことは決して無駄ではないとこの数カ月間で分かりました。

自分自身がそう努めようとし、一定の成果は無かった訳では無いようである。
これからNGTには難しい道のりが待っていると思いますが、ゆっくりと時間をかけて、しっかりと向き合って、一歩一歩前に進んでほしい。今後、誰1人傷つけることなく、優しさにあふれるグループになることを祈っています。

ふつう、アイドルグループで「誰一人傷付けることなく優しさにあふれるグループ」である事は「前提」である筈であるが、「今後そうなって欲しい」つまり「今はまだそうではない」事を明らかにしている。
私も周りの優しさに気づける人でいられるように頑張ります。今日まで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました

先の引用の通り、村雲さんは、NGT48に「しっかりと向き合って一歩一歩前に進んで欲しい。」と述べている。
当サイト管理人はこの公演時の村雲さんからの言葉の数々を聞き、「メンバーの事を叩き過ぎないで欲しい」という意図は読みとった。

だが卒業公演時の言葉を「現役メンバーへのシロ認定」と受け取る者には、読解力に致命的な問題があると考えるのが妥当である。

例えば、学校の卒業式で
「この学校が変わらなければならなかった部分、足りていなかった部分は、相手の立場に立って考えて、人のことを思いやる気持ち」
「今後、誰1人傷つけることなく、優しさにあふれる学校になることを祈っています」
…と言われて、「学校が肯定された!」と思う人は居ないはずである。普通は。
実際、サイト管理人も村雲さんの卒業公演を配信で視聴していたが、村雲さんの挨拶文にNGT48メンバー達は神妙な面持ちで聞き入っており、「肯定してくれてありがとう!」という反応を示した者は皆無であった。

卒業公演の台詞について、テックインサイトは
【エンタがビタミン♪】NGT48はどこを目指す? 村雲颯香が“卒業公演”で胸が痛むメッセージ「何が何だか分からなくて悩んだ」(テックインサイト2019.09.01
と題する記事を書き、自然な解釈に基づく記事を書いている。

中井りかさん

「ふぇ」については、中井りかさんと山口真帆さんについて#feも参照。
※中井りかさんは、事件には無関係であるにも関わらず(運営を批判する人々の間でも、さらにアンチ中井の間ですら、「中井は事件には関与していない」との見方が多数派であった)2019年の夏まで、一貫して週刊文春から「黒幕」「黒幕と関係が」などとネガキャンを受け、かなり酷い不当な風評被害を受けた。
第三者委員会報告書が言う所の「B」「C」については必死に庇い続ける週刊文春が(BとCが中井さんでは無い事は確定しており、B、Cについてはマスコミも初期には実名報道を行っていた)、どのような思惑から中井さんを叩き続けたのか、理由は不明である

本間日陽さん

どこかの記事で、(被疑者)甲の供述を知ったひなたん(本間日陽)がショックを受けていたという記述があったと思う。(リュウタ アーカイブ 2022年7月31日
と、リュウタNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの主要構成員)が2022年7月31日にツイートした。
「本間は被疑者甲の供述を知ったことで、山口真帆に否定的になった」という意味のツイートである。
本項編集時点でNGT48一部ファン過激派とシンパから5個のいいねを獲得している。

だが、2019年1月1日〜2020年4月7日(NGT48運営暴行犯と民事で和解した前日)に期間を限定し、下記ワードで検索しても 以上のように、マスコミ記事はおろか、掲示板上の噂話の痕跡すら見当たらない。

この期間に本間日陽さんが被疑者らの供述に対して仮に言及していたら、当時のマスコミ記事はおろか、掲示板に反応の痕跡も一切残らないという事は有り得ない。
完全にデマもしくはガセである。
このような事実無根のデマやガセを、2022年7月31日という時期になって他のメンバーを絡めたものにまで広げ始めているのが、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの現状である。

なお、本間さんは2019年2月14日公開の記事中で、チームGキャプテンを引き受けた理由の一つとして
「副キャプテンは(山口)真帆」と伝えられて。彼女は1期生の中で最年長だし、私よりいろいろな視野で物事を見られる人だから、安心できるなと思って受けることにしました。(ENTAME next2019/02/14
と述べている。

山口真帆さんの卒業発表にあたっては、本間さんは以下のようなツイートをしている。

NGT48の安心安全7と、その他のメンバー達#homma」も参照。

山田野絵さん

仏花騒動

山田野絵さんが、仏花(供花)と思われる花束を手に持って2019年3月17日にアップした写真が
  • 山田さんによる、山口真帆さんに対する嫌がらせか→山田、ひどい!
  • 仏花を知らない山田野絵さんに仏花を贈った、アンチ山田の嫌がらせか→山田さんがかわいそうだ!
の両説で、両面から真逆の方向に炎上した騒動があった(ネット記事にもなった:リアルライブ2019年03月18日)。
Togetterまとめ:山田野絵さんの「仏花を貰った写真」は「仏花を知らなかっただけ」という可能性もあるのでは

しかし、当サイト管理人は
  • 単に、仏花を知らないファンが山田さんに仏花を贈り、山田さんも仏花と知らずに写真を撮ってアップした
という、第三説を採っている(この第三説は当時のネットでも決して少数派ではなかった)。

現代社会ではお墓詣りの頻度も少なくなり、仏壇に花を供え続けるような家庭も多く無い。
「ファンも山田さんも両方仏花を知らなかったゆえの事故」という線は、十分有り得る。

シティリビング記事「母に本音を直撃!「母の日」にもらってガッカリしたもの、本当に欲しいものランキング」でも、
>「花なら何でも良いと思ったのか、仏花を渡されてのけぞった」
という体験談が掲載されている。
また「母の日に息子がくれたのはカーネーションではなく仏花だった……。これって説明すべき?」といった記事例もある(2021/06/01、ママスタセレクト)。

ビックの時系列

山田野絵さんの「もっとビックになろうね」発言につき、部分批判と部分擁護
チームNIII千秋楽、チームG千秋楽となった日、長谷川玲奈さん・菅原りこさん・山口真帆さんが卒業発表をした日、2019年4月21日に、山田野絵さんが
「これからNGTとしてもっとビックになろうね!!!」(ビックは原文ママ)
とツイートした事が、炎上した騒動について。

2021年になっても、「山口真帆さん達の卒業発表を受けての、サイコパス的なツイート」として批判される事があった。
しかし山田野絵さんが投稿したのは、3人の卒業発表よりも1時間半ほど前である。
山口真帆さんの卒業発表は、山口さんと同じチームであったチームGキャプテンの本間日陽さんも知らなかった様子を見せていた。
別チームであるチームNIII所属であった山田野絵さんが、山口真帆さんの卒業発表を事前に知っていた可能性は限りなく低い。

時系列は以下の通りである。
  • 2019年4月21日
    • 17:34?⇒山田野絵さん、「これからNGTとしてもっとビックになろうね!」を含むツイート
    • 19:53頃⇒長谷川玲奈さん卒業発表
    • 19:55頃⇒菅原りこさん卒業発表
    • 20:00頃⇒山口真帆さん卒業発表

ただ、「チーム千秋楽公演で、何人かから卒業発表があるかもしれない」とは、マスコミでも予測され(日刊ゲンダイ2019/04/19東スポ2019年04月18日)、ネットでも予測されていた事である(トゥギャッター例)。
さらに事件発覚から3か月半程しか経っておらず騒然としている中で「もっとビックになろうね!」との発信は、「配慮を欠いていた」とは、残念ながら言い得る。

しかし少なくとも「卒業発表を受けてのサイコパス的な発言」は、デマもしくはガセである。
時系列を確認した上で認識の修正が必要である。

荻野由佳氏

事情聴取

「事情聴取」とは、被疑者に対する取調べだけを指す単語ではない。
刑事事件の被害者、目撃者、証人、参考人に対する取調べも、事情聴取と呼ぶこともある(取調べには応じなければならないの?|刑事事件手続きのQ&A - 千葉で刑事事件に強いアトム市川船橋法律事務所取調べ(事情聴取)とは? - 【刑事事件専門】渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区))。

したがって大前提として、警察から事情聴取を(どこで行われたにせよ)受けた事は、直ちにその者が警察から被疑者(容疑者)扱いをされた事を意味しない。
BやC(後述)にも言える事であるが、事情聴取を受けた事だけで被疑者扱いをする事には、法的リスクと道義的問題が発生し得る。

上記を大事な前提としつつ、
NGT荻野由佳の写真集が爆死した理由 やっぱり犯行グループとズブズブで「警察の事情聴取」を受けたメンバーだからだよな
掲示板まとめサイトで書かれていたデマもしくはガセを本項で取り扱う(まとめサイトが初出であるかどうかは不明であるが、上記文言は某掲示板まとめサイトから引用した)。

結論から言えば、荻野由佳氏が警察から事情聴取を受けたとする確たる根拠は見当たらない。

第三者委員会報告書で「B」「C」と表記されたメンバーが、警察から事情聴取を受けた事は、 で明らかである。

しかし荻野由佳氏が警察から事情聴取をされたと報じたのは、事件露見から半年以上経った2019年8月19日のリアルライブ記事(アーカイブ)のみである。
さらに同記事からは「荻野由佳」の名は削除された(2019年08月19日アーカイブ2019年12月2日アーカイブ)。
残念ながら3ヶ月経った12月2日のアーカイブしかThe Wayback Machineには残っていないが、「すぐに削除された」という書き込みは同年8月20日21:59:37にある事から、遅くとも記事公開の翌日21時59分までには「荻野由佳」の名は削除されていたと考えられる(8月20日掲示板投稿今日のまとめ保管庫(2019/08/19〜2019/08/24))。
リアルライブは普段から、独自取材をして書いている痕跡が認められる記事は乏しい。
リアルライブが「荻野由佳氏は事情聴取を受けた」といった独自情報を得たとも考えにくい。
また、Cの名は事情聴取を受けた者として削除していない所から、NGT48運営から圧力を受けたという線も考え難い。

リアルライブの普段からの信用性を考慮すれば、メンバーの名前を記憶違いで誤記したと考えるのが自然である。荻野由佳氏は事件への様々な対応等で批判を受けており、「批判を受けているメンバー=事情聴取を受けたメンバー」であるとリアルライブ記者が思い込んで誤記する事は有り得る。
おそらくこの時の「単なる誤記⇒断り書きなく削除」の流れが、ガセの震源の一つである。

そもそも被害者や目撃者からの聴取も「事情聴取」と呼ばれる事もある(再掲:渋谷青山刑事法律事務所)のは前述の通りである。
「事情聴取」という言葉の持つ意味は広く曖昧である。
チームNIIIの副キャプテンでもあった荻野由佳氏が、チームないしグループ全体の状況を聞く為といった理由で、関係者として、警察官から任意での事情聴取をされた可能性までは否定できない(むしろ関係者として話を聞かれた可能性は高いと考えられる)。
だがそれは全メンバー・全スタッフについても同様に考えられる程度の可能性でしかない。

単なる誤記が疑われる程度の1記事を基に、「荻野由佳が事情聴取を受けた事がある」と断言調で書き、それが被疑者扱いを意味するかのようにネットに書き込むことには、名誉毀損の法的リスクと、道義的問題があり、やめるべきである。

宣伝写真文字入れ

荻野由佳氏は2019年4月17日「ヘザー」で浴衣のモデルとして登場した際、炎上した(おたぽる2019年4月24日FASHIONSNAP.com2019年04月24日)。
※当時、サイト管理人も、荻野由佳氏にではなくヘザーに対して、事件が全く解決していない段階での起用とキャンペーン開始を強く批判した。この時期はまだ山口真帆さんは事件露見後、表に出てすらおらず、山口真帆さんが久し振りにステージに姿を見せたチームG千秋楽公演(同年4月21日)の前であり、事件解決どころか着地点も全く見えていない状態であった。

その後、匿名掲示板「ガールズチャンネル」において、
「ムカつくあのコはいじめてツブそ #おぎゆかた で強いオンナになろう♥」
という台詞が入れられた、荻野由佳氏の浴衣写真が投稿された。
当サイト管理人が調査した範囲で、最も古い画像投稿日時は2019/04/24(水) 08:19:07、ヘザーが同月23日に広告をとりやめた翌日である(当該画像投稿)。

これをヘザーか何らかの企業が作成したかのように勘違いするネットユーザーが現れているが、ヘザーが作成した画像では無い。
元画像はこちらこちらにあるが、文字は入れられていない。
文字が入れられたと思われる壁の部分には荻野由佳氏の影も映っており、画像の壁の部分に文字等を塗りつぶした形跡は皆無である。

このような悪質な悪戯、ないし悪意ある画像加工や拡散は、道義的に許されないばかりか、ヘザーおよび荻野由佳氏に対する名誉毀損や、ヘザーに対する著作権侵害にあたる法的リスクもあり(その他にも法的リスクが有り得る)、やめるべきである。

連続拉致未遂事件

荻野由佳氏が連続拉致未遂に遭っていたことを「仰天ニュース」で告白したことにつき、「テレビ番組のネタの話」とNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの代表的な一人リュウタは一笑に付していた(リュウタ 2020年11月10日アーカイブ)。
しかし荻野由佳氏の語り方と共演者達の様子を鑑みれば、「番組のネタの話」とは考え難い。

詳細は「NGT事件(広義)一覧#20180814」を参照。

暴行犯一味とのツーショット

暴行犯一味と荻野由佳氏とのツーショット写真が出回った。
しかしお金を払えば誰でも撮影可能なツーショットをホリプロのイベント時での撮影会の際に撮られたものに過ぎない。

逆に言えば、「イベント時に撮られた写真」を以て、犯人とのつながりを主張することはできない。
山口真帆さんがイベント時に撮られた写真を使って、悪質なデマを流された件(スポニチ写メ会デマ)についても、同じ事が言える。

詳細は当サイト管理人ブログ「荻野由佳氏は、NGT48暴行事件等で、何をしたのかを考える」を参照。

ちなみに当サイト管理人はNGT48メンバー中井りかさんとのツーショット写真を、NGT48の撮影会に2022年に赴いて撮影させて頂いている。
前者の開催主体がホリプロで、後者の開催主体はユニバーサルミュージックであるが、開催者の違いはあるものの、アイドルとのツーショット撮影会は、誰でも撮れるイベントとして広く存在している。

(管理人ブログ)

以下、ヘザー炎上について、2021年8月27日に一応の総括を試みた管理人のブログ。 荻野由佳氏が何をしたのかについて、当サイト管理人が考えている事については、下記ブログを参照。

カニ氏と運営

本節では、公式ニックネームの一部をとって「カニ」とも通称されていた元NGT48メンバーを巡るデマ・ガセを検証する。
「カニ」で元メンバーの誰であるかは同定可能であるが、既に早い時期にグループを卒業済みである「カニ」氏の名誉に配慮し、Google等で本名を検索した際ヒットしないよう、本節では「カニ」「カニ氏」と表記する。

NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの代表的な一人であるリュウタが、2022年8月13日(UTC)に、当サイト管理人ほかへの中傷に始まった会話の中で、下記のようなツイートを行った。
ああいう厄介とも上手くつき合いなさいという指導の結果、カニちゃんが上手くつき合ってる様子が「繋がりの証拠」として拡散されてしまった(アーカイブAug 13, 2022
このツイートに、2022年9月12日時点で、6名がいいねをつけている(うち4名が公開アカウントである:いいねしたアカウント群
リュウタの言う
  • NGT48運営が「厄介とも上手くつき合いなさい」とメンバーに指導していた
  • 結果、通称カニ氏が厄介と上手くつき合っており、その様子は拡散されたことがある
仮にこれらが事実だとしたら、大問題である。
朝日新聞記者(肩書当時)小松隆次郎(@Kryujiro)氏は、厄介について、
新潟で複数のファンに聞いた話が事実なら、「厄介」という集団は騒いだり、メンバーを口説いたりといったことで迷惑をかけるレベルではないですね。組織的・計画的に狙いをつけ、弱みにつけこみ、脅す集団。その卑劣さは、「厄介」という言葉では、一般人には通じないと思います。何か新たな名称を。。(2019-04-23 01:04:57
とツイートしていたが、厄介は「卑劣で、ときに脅迫も辞さない集団」であり、「アイドルが上手くつき合うべき集団」とは到底みなされ得ないからである(アイドル界隈での「厄介」とは何かを考える中で、呼び名も考えてみた(2019年4月))。

そこで、当時のネットの痕跡を、2018年4月1日 – 2019年5月31日の期間限定で検索して検証した(ここでの「○○」は、カニ氏の苗字) 以上のように、2019年1月9日から2019年5月31日までは、NGT48と、疑惑を持たれたメンバーに対する批判が大変多かった時期であるが、それでも信頼できる情報源で「運営は厄介と上手くつき合うようカニ氏に指導していた」という内容はヒットしない。

今村悦朗
厄介と)会話をして、なんとなくここだけの話ね、手なづけてるの、俺は今。自分の味方にしようとは思わないけど、でもあいつらに懐に入ってほしいとか入りたいとかいうことじゃないんだけど、世間はそれを癒着と言っているじゃん、俺のことを。あれは癒着じゃないからね。(2019/02/08 11:30ニコニコニュース オリジナル
とファンに説明していたことは明らかになっており批判されているが、「運営が、メンバーには厄介と上手くつき合うように指導している」などとは言われていない。

結論として、リュウタによるデマ・ガセである。

なお、カニ氏がSHOWROOM配信中に、厄介ファン(被疑者ら)の通称と某焼肉店の名前を連呼していた動画が出回り、「厄介(被疑者ら)との繋がりの証拠ではないか」と言われていた事はあるが、本項では
  • 当該動画で論点になっていたのは、カニ氏と被疑者らとの繋がりの有無であって、「運営の指導があったか否か」という論点では無い(別の場で後者の論点が議論される事はある)
  • SHOWROOMでは、「視聴者による書き込みを配信者がオウム返しに読み上げてから、返事として自分の言葉を述べる」ことが頻繁にある。従って、カニ氏の台詞の、どの部分が視聴者の書き込みで、誰の書き込みを読み上げたものであったか、どの部分が本人の返事(台詞)なのか、視聴者によるコメント表示欄まで含まれた録画は見つかっていないため、検証が2023年12月1日現在のところ大変難しい
以上2点を指摘するに留める。

リュウタらは「NGT48とその元メンバーを、山口から守る」と自認しているが、杜撰なデマ・ガセと、異常な価値観(厄介ファンとメンバーが「上手くつき合」っても構わない)によって、疑惑を持たれたメンバーにつき新たなデマ・ガセをばら撒く形になっている。

複数メンバーを巡るデマ・ガセ

「チームGの解散は人数が足りなくなるから」

AKSが、山口真帆さんが副キャプテンを務めていたチームGを解散させた事につき、
元々定数に足りないチームから3人欠けて、守りたいと言った人に守る気が無いんだからそりゃあチームG無くなっちゃうでしょう🤷‍♂️(リュウタOct 7, 2022
リュウタがツイートした。
「チームG廃止は、被害者とその仲間達が辞める意向を示したのが悪い」という意味である。
本項で反駁した後も、2024年にもしれっと懲りずに「チームGは7人になるから存続不可能だった」とリュウタは言い続けている。

「人数が減ったからチーム解散」という理由説明も一部で当時流れたことはあったが、主流の見解には成り得なかった。
概ね「チームG副キャプテンであった山口真帆さん達に対する嫌がらせ」と受け取られた(当時のマスコミ報道Togetter)。

まず「定数に足りないチーム」についてであるが、チームNIIIとチームGの助っ人メンバーのやり取りは事件前から普通に行われていた事である。
2016年、研究生公演(当時1期生)も、他の正規メンバーが参加していた(日刊スポーツ2016年8月9日)。
2018年にチームG公演が始まった時も当初から、サポートメンバーがチームNIIIから参加していた(『TrenVe』(トレンヴィ)2018.07.05)。
逆にまた、チームNIII公演にもチームGからサポートメンバーが参加していた(『TrenVe』(トレンヴィ)2018.07.05)。
つまり「足りない人数は融通し合う」ことがチームNIIIとチームGの最初からの運用であった。

さらに、チームGが行っていたのは「逆上がり公演」であるが、2022年4月からAKB48の田口チームKが実施している「逆上がり公演」は、新型コロナウィルス対策で8名の出演者で行われている。
つまり「逆上がり公演」は、8名でも実施可能である。
山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんが卒業してもチームGが仮に残っていれば8名。
十分「逆上がり公演」は実施可能であった。

加えて、NGT48においても、2019年2月には「ただいま!十人十色」公演が6名により行われていたほか、2019年3月には、NGT48本間日陽さんがソロ公演を行っている(日刊スポーツ2019年2月13日)。
人数の少ない公演は当時のNGT48においても可能であったし、実績もあった。

以上から、「人数が足りなくなったからチーム解散」という見立ては成立しない。

加藤美南氏と中井りかさん

荻野由佳氏と清司麗菜さん

荻野由佳氏と清司麗菜さんが、2017年2月4日の「気まぐれオンステージ」で山口真帆さんだけをはぐれ者にしていじめた、とするデマがあった。

しかし2017年2月4日とその直後の時期のネットでの反応を検索しても、当時、山口真帆さんのファン達の間でも、そのような受け止められ方はされていない。
むしろ、検証まとめに収録した、2017年2月の反応例として取り上げた山口真帆さんのファンの一人は、「まほほん、おぎゆか、れいにゃー、毎回楽しいステージをありがとうございました」と述べ、好意的感想に終始している(2017年2月4日)。
なおこのファンは、山口真帆さん達の卒業・太陽は何度でも公演を最後にAKBGのファンを辞め、山口真帆さん・菅原りこさん・長谷川玲奈さんを応援する事を宣言してアカウントを休眠させており(2019年5月20日)、決して事件を軽視する立場・性格のファンではない。

荻野由佳氏ファンは
  • このステージは全国握手会のステージイベントであってきっちりリハをするコンサートや劇場公演とは違う
  • だからこそメンバーはアイコンタクトや合図やフォローしあったりしてそれが経験にもなる
ものであると解説ツイートをしている。

荻野由佳氏と中井りかさん

荻野由佳氏と中井りかさんが、2021年1月13日、SHOWROOMでお酒を飲みながらたこ焼きパーティーを配信していた所、一時的に配信が止められた。
これにつき、一部で「SHOWROOMの規約違反ゆえに止められたのだ」と批判されたが、当サイト管理人等が調査したところ、SHOWROOMでは飲酒しながらの配信は禁止されていない。
下記三つの規約で、「酒」「アルコール」のヒットが無い(2021年5月4日時点)。 荻野と中井さんの配信の数日後に、AKBGメンバーではない配信者がお酒を飲みながらSHOWROOM配信する場面を当サイト管理人も目撃しており、飲酒しながらの配信は禁止されていない。

但しAKBG内の内部規則で、飲酒配信には事前許可が必要らしい、とも言われている※。
過去には大家志津香さんも一時配信停止された事があったらしい※。
※但しこれらは「複数からの情報提供」によるものであり、「AKBGの内部規則」自体の明文が発見されたわけではない。

以下、それらの検証まとめ。 結論としては、
  • 「荻野由佳氏と中井りかさんは、SHOWROOM規約を破った」は誤り。
  • 「荻野由佳氏と中井りかさんは、AKBGの内部規則に違反したと思われる」は、おそらく正しい
という事になる。

給与明細(吉田豪)

NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンから「あの人、当時メンバーの財布の給与明細を勝手に漁って憤慨してる人ですからね」というツイートがなされた。
誰を指しているかは不明であるが、誰が相手であっても問題となる。

この「給与明細」の出所として確認できるのは、「プロインタビュアー」「プロ書評家」吉田豪が2019年1月29日に「モーニングCROSS」(TOKYO MX)で述べた
「あるメンバーがふと仕事の途中で控室に戻ったら、他のメンバーがその子のカバンを漁ってたって。財布の中の給与明細をチェックするために。あと移動中の車の後ろから、携帯のパスワードを盗んで(見て)中のいろんな物とったりとか」(キャリコネニュース2019.1.29
である。同年1月28日以前で「給与明細 NGT48」「給料明細 NGT48」と検索しても、噂すらヒットしない(2019年1月28日まで「給与明細 NGT48」Google検索結果2019年1月28日まで「給料明細 NGT48」Google検索結果2019年1月28日まで「明細 NGT48」Twitter検索結果)。

まず、誰が誰の給与明細をチェックしていたかは吉田豪は述べていない。
吉田豪は、
以前からNGTは他の48系グループと比べ「トップクラスで統率が取れていなかった」(キャリコネニュース2019.1.29
とも述べており、「給与明細」云々の話は、誰か特定のメンバーを批判するものではなく、グループ全体の評価を下げ、名誉を損なう形で述べている(同様の記事:しらべぇ2019/01/30リアルライブ2019年01月30日)。

そもそもこれほど重大な名誉毀損を含む内容につき、吉田豪以外のソースが見当たらない。そして吉田豪も調査を尽くした形跡も無い。
結論として
  • 誰か特定のメンバー(または元メンバー)を指して、給与明細を漁っていたというツイートや書き込みは、デマ・ガセと判断して差し支えない
  • 吉田豪以外の情報源が見当たらない、ただの風説に位置づけられる状態で噂を広めるのは、名誉毀損の法的リスクがある
グループ全体の名誉を毀損する吉田豪の風説を蒸し返して山口さんの名誉を傷つけようとNGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは画策したようであるが、単にグループ全体のイメージを悪くするだけなのでやめるのが妥当である。

なお、吉田豪は同じ放送で「一旦落ち着きましょう」と呼びかけていたが、「給与明細」や「パスワード」など、事件とは全く関係の無い噂話でグループに最悪なイメージをつけておいて「落ち着きましょう」とは、放火魔が放火直後に防火を呼びかけるようなものである。

分割先※へのリンク

メンバー以外を巡るデマ・ガセについては を参照。
※元々このページにあったものを、別ページに分割したものです。

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