NGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々に基づき、検証可能な範囲で確かに言えることを整理。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。


本項では、NGT48暴行事件において、奇妙な対応をしていたNGT48のマネージャーらを扱う。
当サイト管理人は彼を「厄介なスタッフ」「厄介なマネージャー」と呼んでいる。

暴行犯ら(被疑者ら)と山口真帆さんらが、公園で対峙していた際、警察官に対して暴行犯の言い分の方を紹介するなど、「アイドルを守るマネージャー」としての自覚が欠けているか、何か別の思惑があったのか、とかく不審な言動が目立つ人物である(当時の録音は文春によって公開されている)。
株式会社AKS第三者委員会も、名指しは避けながらも、マネージャーの自覚の低さについては指摘していた。

なお、事件直後の録音から、厄介なスタッフ・厄介なマネージャーは、一人では無かった可能性もネットでは指摘されている(掲示板での考察例)。
録音書き起こしでも「別のスタッフ」という表記がみられる。


構成・特定

ネットでは、事件現場での録音を参考に、彼の名前はほぼ特定されたように語られている。
だが万が一その特定が誤りという可能性を考え、当ページでは彼を「厄介なスタッフ」「厄介なマネージャー」「彼」と表記する。
当ウィキサイト管理人は、「彼」の名前につき、2021年1月14日、公式サイトに問い合わせを行ったが、回答は無かった。

2021年6月までは、当サイト管理人は「厄介なスタッフはおそらく一人」と考えて来たが、「一人」と考える根拠もなく、事件現場での録音を踏まえると、複数居たと考えても辻褄は合う。
第三者委員会も、問題のあるマネージャーが一人であるとは述べていない。

当サイトでは個人名記載を避けるが、
上記の「そのまま在任した3名」に、当ページで問題になっている厄介なスタッフが居るのか、あるいは厄介なスタッフは退職した(させられた)のか。
そして第三者委員会が求めた再教育、権限と役割の明確化がなされたのかは、不明である。
少なくともNGT48運営からは何の発表もされておらず、第三者委員会の勧告に誠実に応じたかどうかにつき、運営側からのアピールは、無い。

一部からは、事件当日に特に奇妙な言動をとり、暴行犯らに寄り添い警察に暴行犯の言い分を代弁していたマネージャー1名は、AKS(ヴァーナロッサム)が暴行犯と民事で和解する前に、退職したのではないかとする考察がなされている。

事件当日での言動

厄介なマネージャーが、事件直後の公園での録音にどのような言動を残していたか。 文春が公開した録音では被疑者ら甲乙丙がABCと書き起こされ、BとCは実名のまま公開されているが、本項では第三者委員会報告書における甲乙丙・ABC表記で統一する。

厄介なマネージャーの奇妙な言動について、(他にも沢山あるが)ここでは6つ挙げる。
  1. 自社アイドルの自宅に男が押し掛けたことを「いざこざ」と表現し、暴行犯に対する怒りの表明が一切無い
  2. 暴行犯が自ら述べる証言をさえぎってとめた例(厄介なマネージャーは全体的に暴行犯に寄り添っている)
    1. 暴行犯「こういうのって一年以上前から続いていることなんで」に対し、厄介なスタッフ「別にその辺はどうでもいいんだ」
    2. 暴行犯「(Cとは)そういう風な話をしたことは結構あるんで知ってるかもしれないけど」に対し、厄介なスタッフ「知ってる知ってないはいいよ」
  3. Cを終始庇い、E子を庇わない
  4. 「山口がここでどう言おうと本当の事を言うかそれが本当なのか誰も分からない」などと述べ、「中立」もっと言えば「暴行犯寄り」の姿勢をとっている
  5. 「(山口は)手を掴まれたりした」などと、誰も言っていない被害態様を警察に供述(山口真帆さんは終始一貫して「顔を掴まれた」と言っている)
  6. 「(暴行犯は)それはしてないと言うんですけど」と暴行犯の意見を警察に代弁した
(なお、これらの発言が1名によってなされたものではない可能性がある。

1万歩譲って、1番と2番は「他メンバーにも関わる話だから、おおごとにしたくないマネージャーとしての利害」として理解は可能である(正しいとは言えないが)。
しかし5番と6番は、純粋に暴行内容を矮小化しているだけである。
3番については、百歩譲り、メンバーへの疑いを庇うのもマネージャーの心情として理解するにしても、「Cは庇うのにE子を庇わない」のは、Cに対する何らか特別な配慮があると推定できる。
まいじつもこの厄介なマネージャーの奇妙な言動を報じた(まいじつ2019.09.15)。

他にも色々と奇妙な発言は沢山ある。
本来は、マネージャー・スタッフであれば、暴行犯と自社のタレントが対峙していれば、自社のタレントの側に立ち代弁するのが筋である事は言うまでも無い。
しかし暴行犯の言い分に沿って事態を矮小化しようとする露骨な姿勢からは、彼は自らの役割を基本から理解していないと判断せざるを得ない。
「理解しつつ、暴行犯に味方する動機があった」とは思いたく無いものである。






第三者委員会からのマネージャーに対する批判・見解

引用

株式会社AKS第三者委員会も、個人として名指しはしていないが、NGT48のマネージャーについては手厳しい指摘をしている。

長くなるが以下、引用する。
>(ウ)マネージャー等スタッフ養成の必要性

>「つながり」を未然に回避するためには、上記(イ)に記載したとおりメンバーの教育が不可欠であるが、それととともに、マネージャーをはじめとするスタッフの養成も必要と考える。NGTのマネージャーの中には、メンバーやファンに対して関心が薄い者もいるようであり、本委員会の意見としては、それを是正せよというレベルの指摘をするものではなく、AKSとして、年少あるいは若年のメンバーにアイドルとしてあるべき姿を教え導ける存在としてのマネージャーの養成が不可欠であるという指摘である。

>若い女性が、「会いに行けるアイドル」という極めて微妙な立ち位置において、「自覚」と「責任」を持って活動することに困難を伴うということは、本委員会の調査を通じても痛切に感じるところである。そのような中、メンバーが芸能活動を続けてゆくにあたっては、私的領域での接触が禁じられる理由について、マネージャー自身が正確に理解し、メンバーが正確に理解し納得できるまで丁寧に説明を行い、折にふれて、メンバーにその自覚を促すことが求められる。そして、メンバーがファンと私的に接触しそうになった場合や、ファンからそのような接触を受けた場合に正しい対応をする方向に教え導くためには、メンバーの良き指導者・良き相談者としてのマネージャーの存在が不可欠であると思われる。

>しかしながら、残念なことに、NGTのマネージャーの中には、自らにそのような役割が求められていることを明確に意識していない者がいるようにも見受けられた。そのため、メンバーから、他のメンバーがファンと私的領域で接触していると相談された場合、「証拠がない」などとしてこれに取り合っていなかったことや、メンバーからファンとの私的領域での接触を告白されていたにもかかわらず、マネージャーは何も対処しなかったことがあった。その結果、メンバーの中にはマネージャーに相談しても何も解決しないと考える者が存在していた。

>このことは、まず、前記2(2)「マネージャー業務」に記載したとおり、AKSにおいて、マネージャーの業務に関する明確な規程がないことが原因と考えられる。マネージャーがどのような職務を負うのか、誰の指揮・命令に従う必要があるのか明確に定められていない中では、マネージャー自身、支配人の指示に従って言われたことをやっていればいい、あるいは、目の前にあることを処理していればいいという考えに陥りやすいことは否定できず、NGTにおいても似たような状況に陥っていたのではないかと推測することができる。

>だとすれば、まずは、マネージャー業務に関する明確な規程を設け、その権限や役割を明確化することが早急に対応すべき事柄と考えられる。

>規程の設置に加え、これを実効的に運用するためには、マネージャーに規程に従った業務を行うよう教育することも必要となる。

>特に、本件事件当時の前支配人が、マネジメントを専門とする人物ではなく、マネージャー教育のあり方、実践に精通していなかったことも原因として挙げられるが、それ以上に、AKS自体に、マネージャーを養成すべき部署が存在せず、全てが現場での判断の蓄積で行われていたことにも起因していると考えられる。

>直ちに、自社において、そのような部署を設置することには困難を伴うとは思われるが、早急な対応が必要であり、これを怠ることは、マネージャーとメンバーとの間の信頼関係が築けず、かつ、メンバーの教育が十分に行いえないことを意味し、その結果、ファンとの私的領域での接触のみならず他の面でも不適切な事象が発生する危険をはらんでいる。

運営が対処したかは不明

これらの指摘から、マネージャーに多大な問題があった事は明白である。
また、第三者委員会は、支配人の権限と役割の明確化の他に、マネージャーの権限と役割の明確化と、マネージャーの教育を提言しているが、これがNGT48において実行されたかどうかは不明である。
少なくとも早川麻依子支配人(当時)からも、公式サイトや公式ツイッターからも、マネージャーの体制が変更されたとの声明は出されて居ない。

2022年6月以降の退社現況

公式発表がされたわけではないが、事件現場で暴行犯らに寄り添っていたマネージャー2人については、2023年10月13日現在、NGT48運営を退社済であると推定できる。
  • マネージャー1人は2021年以前には退社済
    • マネージャー本人と思われるツイッターアカウントのツイート
  • マネージャーもう1人は2022年5月に退社済
    • メンバーのSHOWROOM配信における台詞と、その場に声だけ入っていたマネージャー本人が「退社します」というメンバーの発表を否定しなかったため

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