当wikiはNGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々、検証可能な範囲で確かなことを整理し。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。


当ページでは、NGT48の現在・いま(2024年8月時点)を、NGT48暴行事件(2018/12/8発生、2019/1/8露見)との関連を中心に、主に2022年以降の状況をまとめている。

2023年まで作成していた過去記事は、現在・いま(2023年まで)を参照。
外部リンク「NGT48は変わったのか(2023年9月現在)」も参照。

現役メンバー

入れ替わり

NGT48のメンバーは、大幅に入れ替わっている。
2018年12月8日に在籍していたメンバー(研究生含む)のうち、2024年8月31日も在籍している者は、
清司麗菜さん(1)、奈良未遥さん(1)、西潟茉莉奈氏(1)、佐藤海里さん(D3)、藤崎未夢さん(D3)、大塚七海さん(2)、小越春花さん(2)、三村妃乃さん(2)、
以上8名のみ(括弧内は期、期ごとの五十音順)。
事件発生当時に在籍していた42名中、約81%が去った。
1期生に至っては5年で21名→3名の激減。

1期生3人のうち2人は、暴行事件被害者の山口真帆さんに寄り添った。
他、事件被害者に常識的に寄り添う姿勢を示した、当時の1期生達(約4分の3)については、NGT48の安心安全7と、その他のメンバー達を参照。

D3・2期生については、2020年6月11日までツイッターアカウントが無く(日刊スポーツ2020年6月11日)、態度表明は難しかった。

3期生のお披露目は2022年6月1日(音楽ナタリー2022年6月1日)。4期生のお披露目は2023年12月10日(48times, 2023/12/10)。
3期生7名と4期生13名は全く暴行事件とは関係無い。

2024年8月31日時点で、
  • 事件当時在籍していた1期生とD3・2期生:計8名。
  • 事件当時在籍していなかった3期生と4期生:計20名。
NGT48の既に3分の2以上が、事件当時には居なかったメンバーによって構成されている。

西潟茉莉奈氏

西潟茉莉奈氏が事件について語ったのは、
  • 2019年1月13日のツイート(マイナビニュース2019/01/13ねとらぼ2019年01月13日
    • 事件関与の否定
    • 話が聞きたいと言われ新潟警察(原文ママ)に行き、警察に携帯を預け、話をしたこと
    • 発信の遅れへの謝罪
  • 2019年8月18日の劇場公演(サンスポ2019/08/18
    • > 「きょうを迎える日まで真実ではないことが広まってしまい、すごくメンバーみんなが苦しんだけど、言われるようなことが真実であるならばこのステージには絶対に立てません」
    • >「真実」が何であるかは説明しなかったが

以上、自分の心配、自分のファンへの声明、暴行事件被害者以外のメンバーの心配で、全てであった。
5年半以上の間、暴行事件被害者に一切寄り添う姿勢を示さなかったどころか、被害についての心配の一言すらも無かった現役1期生は、この西潟茉莉奈氏一人だけである。

事件被害者に全く寄り添わなかった他の1期生達(約4分の1)は2021年までに全員卒業している。
その中には荻野由佳氏が含まれる。

歌唱力の向上

メンバー達は歌・踊り・話芸の向上に努力している。

第6回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦(2024年7月23日)では、国内グループから100人、海外姉妹グループから35人がエントリーし、予選を通過した20人による決勝が行われた(第6回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 舞台裏ドキュメント)。

決勝には、清司麗菜さん(1)、大塚七海さん(2)、三村妃乃さん(2)、鈴木凛々花さん(3)が進出(括弧内は期)。
人数の多くないNGT48から、海外も含むAKB48グループ全体からの参加者135名から選ばれた決勝20名の中に4名が進出したのは快挙と言える。
  • 三村妃乃さん:3位
  • 清司麗菜さん:5位
  • 大塚七海さん:5位
と活躍した(日刊スポーツ2024年8月24日)。

三村妃乃さんは歌唱力決定戦の常連であり、第2回で3位、第3回で7位タイ、第4回で6位、第5回で清司麗菜さんと新井りりのさんとのユニットで1位を獲得してきている(エケペディア「三村妃乃」)。

10thシングルのトリプルセンター

NGT48の10枚目のシングル「一瞬の花火」のトリプルセンターは、藤崎未夢さん、小越春花さん、大塚七海さんが務めている(bis2024.08.27日刊スポーツ2024年6月27日)。
2期生がセンターを務めた前例は既にあるが(小越春花さん)、3人が全員D3・2期生であることで、世代交代を印象付ける人選ともなった。

その他の芸能活動

歌唱力以外でもメンバー達の力の向上が見られる。

清司麗菜さんは上述のように歌唱力が大幅に向上しているほか、読売新聞に連載を持つほどスケボーに真剣に取り組んでいる(読売新聞2024/05/09)。

奈良未遥さんは2024年7月1日に写真集『こんな風に見られているのか?』を出版した(blueprint音楽ナタリー2024年6月12日)。

藤崎未夢さんは2022年4月1日からキャプテンとしてNGT48を支えてきているほか(日刊スポーツ2022年3月18日)、2024年3月にはbis年間レギュラーモデルにも決まった(bis[ビス]2024.03.08)。

大塚七海さんは上記の歌唱力の向上のほか、MC力に定評があり、トークにおける中井りかさんの後継への意気込みも述べている(東京ウォーカー2024年3月9日)。

小越春花さんは多くの舞台に出演しているほか(東京ウォーカー2024年1月26日ステージナタリー2024年8月20日)、テレビドラマ「素晴らしき哉、先生!」(日刊スポーツ2024年6月9日)や、映画「こころのふた〜雪ふるまちで〜」にも出演している(2024.1.30kenoh.comリアルサウンド2024.03.17日刊スポーツ2024年6月15日)。

佐藤海里さんは鉄道好きを活かし、鉄道関連の仕事を務めることが多い(NGT48公式プロフィール新潟ニュースNST2024.07.17)。
三村妃乃さんと共に、2022年9月から、えちごトキめき鉄道スペシャルアンバサダーに就任している(えちごトキめき鉄道2023-09-13えちごトキめき鉄道2023-10-25)。

ベテラン激減

活躍しているメンバーは上記の通り複数いるが、2023年以降、1期生、D3・2期生の卒業が相次ぎ、ベテランと言えるメンバーが激減している。
時期1期生D3・2期生3期生4期生
2019年1月1日2121--42
2022年1月1日1115--26
2023年1月1日51111-27
2024年1月1日49101336
2024年8月31日3571328
2023年から2024年にかけては微増に見えるが、実質としては一線級の正規メンバーが減少している。

年ごとの卒業・活動辞退数は以下の通りである。
正規メンバー研究生
2019年84
2020年21
2021年30
2022年101
2023年31
2024年※53
※2024年8月31日時点で卒業済み、もしくは卒業・活動終了を発表済みの人数

人気低下

集客力激減

上記のような
  • 事件被害者に寄り添わなかったメンバーは1人のみ
  • 事件当時在籍していたメンバーは大幅に減った
  • 個々人の実力は上がっている
  • 一部企業や公的機関との協力も得られている
といった事情があるにも関わらず、グループ全体の人気の低下には歯止めがかかっていない。

2018年には、NGT48は武道館に8000人を集めていた(oricon2018-09-15)。

だが2022年、NGT48は新潟県と南関東でツアーコンサートを行ったが、南関東での集客は芳しく無い。
※サイト管理人は渋谷と松戸の状況は直接行って視認しているが、川口のみネットの未確認情報である。
  • 渋谷昼:2階の後方が空席(会場収容人数は1,956人)
  • 渋谷夜:数席が空席であったが、ほぼ満席(会場収容人数は1,956人)
  • 川口(昼も夜も):会場の半分も埋まらず(一部では800人ほどと推測された:未確認情報
  • 松戸(昼も夜も):千鳥格子状の着席で、3階後方は空席、バルコニーにも空席)→900人前後
つまり南関東で、2000人弱の箱も埋められず、時には観客が1000人未満にとどまっている。

これらの状況は、しばしば好意的にNGT48を取り上げる日刊スポーツすら「集客などさまざまな課題もあるが」と書かざるを得なかったことにも表れている(日刊スポーツ2022年11月11日)。

劇場当日券

NGT48劇場公演のチケットは、事件露見前は「なかなか当選しないもの」であった。
2015年から2018年で「"ngt48" 劇場公演 "キャンセル待ち"」でGoogle検索すると、「キャンセル待ち当選」の仕組みの解説や、実際にキャンセル待ち当選したファンのブログなどが検索結果に表れる通り、当時は「キャンセル待ち」という枠があったほどであった。

だが2023年9月26日以降、NGT48劇場公演は当日券が販売されている(公式サイト2023.09.25)。
なお、「当日券」ではあるが、セキュリティの都合も考えられてのことと思われるが、「当日券もチケットショップでのご登録が必要」とされており、顔認証登録等は通常のチケットと同様必要である。

NGT48劇場は立ち見席も含めて230席前後である(コロナ対策時の半減や、車椅子席の追加による通常座席の減少などによって、この座席数には時期により増減がある)。
NGT48は、通常公演に、230人を事前予約で集められないことがある状況である。

つまり南関東でも新潟市でも、集客力が激減している。

2023年の集客

当サイト管理人は2022年から2023年にかけて、東京流通センターで開催されていた、NGT48のオフラインおしゃべり会(コロナ禍の影響で握手は無いが、対面でのおしゃべりが行えるイベント)に行った。
その際、会場の設営規模、集まっているファン数、いずれを鑑みても、2022年夏から2023年夏にかけて、半減していた。
つまり「2019年を境にした激減」のみならず、2022年以降でもファン数の激減に歯止めがかかっていない。

低迷の原因

先述の通り、メンバー達の多くは努力し、一定の成果も挙げている。
だがグループ全体は、2017年〜2018年の最盛期ほどにまで復興するには程遠い。

その限界の原因としては、後述するNGT48暴行事件の総括を十分に行っていない運営会社の姿勢や、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの存在、荻野由佳氏(卒業生)の度重なる暴走などが考えられる。
少なくとも、様々な状況の変化があっても、事件で離れた元の数千人のファンを納得させて呼び戻すには至っていない。

なお、不可抗力としてコロナ禍の悪影響は無視できないが、他の同様の形態をとるアイドルグループが受けた打撃以上でも以下でも無いと考えられる。

運営会社

入れ替わった取締役とスタッフ

NGT48運営は、2019年の事件当時とは担い手が変わっている。
組織も変わった。
会社
  • 会社:(株)AKS→(株)Flora(フローラ)、親会社は(株)Sproot(スプルート)
経営陣
2019/1/14日までAKS代表取締役AKS取締役NGT48劇場支配人
吉成夏子松村匠今村悦朗
2019/1/14
〜2019/6/30
AKS代表取締役AKS取締役NGT48劇場支配人同副支配人
吉成夏子松村匠早川麻依子岡田剛
2019/7/1
〜2020/3/31
AKS
→ヴァーナロッサム
代表取締役
AKS
→ヴァーナロッサム
社外取締役
NGT48劇場支配人同副支配人
吉成夏子渡辺洋行早川麻依子岡田剛
2020/4/1
〜2024/1/31
Sproot代表取締役Flora代表取締役
渡辺洋行岡田剛
吉成夏子の影響力が2020年4月以降、どれほど残ったかは不明
2024/2/1〜Sproot代表取締役Flora代表取締役
渡辺洋行石和樹
スタッフ
厄介なマネージャーと目される二人は、AKS・フローラからは退職していると思われる。
評価
問題の多かった人物が居なくなったか激減しているかというのは、多方面にとって良い材料であるのは間違いない。

但し、これだけ経営陣が入れ替わっているのに、動画や写真のタブーといった、事件被害者達のタブー扱いが続いているのは何故なのかは不明である(後述)。

悪いままの所・問題

2018年12月8日のNGT48暴行事件後も、問題が複数発生している。
2022年:諸橋姫向さんへのストーカーの懸念
2022年に諸橋姫向さんがストーカーへの懸念をSHOWROOMで表明したが、NGT48運営は表立って対処しなかった。
2022年:富永夢有さんの同日付活動終了
2022年8月16日22時02分、富永夢有(とみなが ゆう、2期生、長岡市出身)さんの、同日付の活動終了が、NGT48公式サイトから突然発表され、痕跡が抹消された。

マスコミも速報し(日刊スポーツ2022年8月16日サンスポ2022/08/16中日新聞2022年8月17日テレ朝2022/08/17オリコン2022.08.17)、ネットでも反響を呼び、大きく驚かれた。
中には、朝目覚めたら別のNGT48メンバーのツイートによって、富永さんが前夜に活動終了したと知ったファンが、混乱し困惑するツイートをしているケースもあった。

この突然の活動終了には、1ヶ月前の運営批判を含むSHOWROOM配信が関係しているのでは無いかとの記事も出た(リアルライブ2022年08月17日まいじつ2022.08.19)。
推測の域を出ないものの、それ以外に公開情報の範囲では理由が見当たらない。
翌17日の、遅くとも22時までには、富永夢有さんのツイッターアカウント、インスタグラムアカウントが消去された。
そして19日13時まで予約販売中であった生写真などのグッズが、公式販売サイトから消えた。
富永夢有さんのNGT48における活動の痕跡は、突然の活動終了発表から、僅か24時間以内に抹消された。

NGT48 1st ツアーコンサートが渋谷で開かれたのが2022年8月19日(時事通信2022/08/19中日スポーツ2022年8月19日WEBザテレビジョン2022/08/19)。
コロナ禍の影響で日程が振り返られた、東京流通センターでの2ショット撮影会の実施が同年8月21日(【2ショット個別撮影会】(8/6東京開催分)振替日程のご案内)。
ツアーコンサートと2ショット撮影会を楽しみにしていたファンは、たった2日前・4日前に、その期待を断たれた。
渡辺洋行社長が2020年に岡田剛社長に提示した「ファンを裏切らない」という言葉は何だったのか、大きな疑問に値する。

2022年8月には上述の通り、富永さんは「活動終了」表記であったが、2022年9月13日には公式サイトにおいて、
NGT48を卒業いたしました富永夢有(「NGT48 1stアルバム「未完成の未来」劇場盤 ご返金に関するご案内」
と発表されており、富永さんは「卒業」扱いに変えられたものとみられる。
スポンサーへの影響
上述の富永夢有さんは2020年1月1日から、長岡市の解体業者:株式会社 晴耕舎のテレビCMにも出続けていた(スポニチ2019年12月27日)。
これは富永さんが長岡市出身であった事も人選に影響していると思われる。
最もNGT48の評価が落ちていた2019年末という時期に、NGT48の同郷のメンバーにCMを託したのが、株式会社 晴耕舎であった。

今後、NGT48のスポンサーとなる企業は、起用したメンバーがある夜突然、「あと2時間で活動を終了します」と言われる可能性がある事を、考慮する必要がある。
なお、晴耕舎はその後、NGT48の2期生:真下華穂さんを起用した(真下さんツイート)。
2023年:3期生の柴野さんも突然活動終了・痕跡抹消
2023年4月16日夜、3期研究生の柴野夕葵さんの突然の活動辞退が公式サイトで発表された(公式2023.04.16)。
なお柴野さんの場合、公式ツイートすら行われていない(ツイート検索結果)。
NGT48情報botのツイートから、富永さんと同様、夜10時以降の発表と思われる(少なくともそれ以前の痕跡がネット上に残っていない。bot魚拓)。
また、柴野さんからの挨拶も掲載されなかった。

柴野さんは、ティーン向けのファッションイベント「超十代 −ULTRA TEENS FES− 2023@TOKYO」に出演したり、AKB48グループ新聞48Timesアワード2022で「ニューヒロイン賞」を受賞したりするなど、研究生でありながら将来が期待されていたメンバーの一人であった(WWSチャンネル2023.03.31AKB48 Group新聞2023/02/23)。

何らかの原因があって処分されたかのような発表も憶測を呼んだ(oricon2023-04-17モデルプレス2023.04.17ねとらぼ2023年04月17日テレビ朝日2023/04/17日刊スポーツ2023年4月17日サンスポ2023/04/17)。

本件の問題は二つある。
  • 本人の対外的な弁明や挨拶の機会が一切与えられなかった。
  • 富永さんの件と同様、またしても深夜発表、翌日には早急にネット販売のグッズが片付けられた

再び、ファンは、別れの挨拶すらなく、アイドルを呆然と見送ることとなった。

当サイト管理人ブログ「NGT48での富永夢有さんと柴野夕葵さんの「即日活動辞退」の共通点」も参照
未解決事件がすべて未解決のまま
過去7件以上起きている未解決事件の全てが未解決のままである。
安全上、具体的な懸念が続いている(NGT事件(広義)一覧も参照)。

この「7件」という数字は、「マスコミ報道された者の中で」という数字である。
マスコミ報道されておらず、メンバーが動画配信等で述べただけのものも数えたらもっと多い。
「民事の和解で出た事が全て」という見解を撤回していない。
暴行事件がかかわる裁判なのに、「被害者が呼ばれない(我が国の制度上、呼ばれないと民事裁判には出れない)文字通り欠席裁判での、暴行犯との和解で出た事が全て」というのが、現時点のNGT運営会社社長:岡田剛氏の公式見解である(デイリースポーツ2020.07.21アーカイブ)。

「暴行被害を受けた元社員を無視して、暴行犯と和解しました。暴行犯の言い分を認めました。それが全てです」という会社を信用するのは難しい。

暴行犯と民事で和解した運営も参照。
下図も参照(スマホの方は、画像をクリックすれば正常に表示される)。
民事での和解・欠席裁判についての弁護士の解説
被害者ら卒業生の痕跡の抹消
NGT48の現運営:株式会社Floraは、山口真帆さんをはじめ、彼女と共に卒業した人達が多数出演していたチームG公演や、彼女達の卒業公演「太陽は何度でも公演」を、配信販売していない。
また、山口真帆さん達がサインしたサインボールもNGT48劇場から撤去された。
詳細は を参照。

渡辺洋行社長は「卒業生も応援する組織に致します」と述べていたが、その一方で卒業生の痕跡を抹消しているというのでは、言葉の信用度が落ちる。
(管理人ブログ:NGT運営に「卒業生を普通に尊重するようにせよ」と要求する理由も参照)
会見での宿題の未提出
第三者委員会報告書記者会見(2019年3月22日)で、「持ち帰ります」と述べていたAKS取締役松村匠(肩書当時)の宿題は、未だに出されていない。

マシになった所

以下述べることは、NGT48運営における、あくまで「最悪」から「普通」への相対的改善であり、「良好な運営となった」ことを意味しない。
被害者へのネガキャンの停止
運営から山口真帆さんへの、表立ったネガキャンは停止した。
民事の和解で出たことがが全てだと思っています、と2020年7月に岡田剛現NGT運営社長が言っているので(デイリースポーツ2020.07.21アーカイブ)、それまで行われたネガキャンの全ての撤回には至っていない。
しかし新たに被害者山口真帆さんに対するネガキャンを追加することはなくなった(暴行犯と民事で和解した運営も参照)。

逆に言えば驚くべきことに、2020年3月までの間は、運営は事件被害者に対するネガキャンを続けていた(例:wezzy2019.08.29、NGT48疑惑メンバーの「つながり」否定で山口真帆と暴行犯の「つながり」証言する社長…NGT48の二転三転する「つながり」定義(2)(3)(4))。
元々無くて当たり前の被害者へのネガキャンが、事件露見から1年以上を経てようやく停止した事が、果たして「良くなっている」と言えるかは疑問ではあるが、相対的改善には違いない。
親会社社長からの2020年6月の発表
NGT運営会社である株式会社Floraの親会社である株式会社Sprootの社長:渡辺洋行氏から、卒業生も応援するメッセージが2020年6月5日に発せられた。
運営サイドが卒業生も応援する事を表明したのはこの時が初めてであった(渡辺洋行Sproot社長、NGTファンへ挨拶。それに対する賛否両論。半分の評価と半分の懐疑・批判 - Togetter)。

ただしこれは「ガス抜き」「空手形」だった疑いもある。
山口真帆さん、菅原りこさん、長谷川玲奈さんにかかるタブーは、撤廃されていないからである。
メンバーへのパワハラは減少した模様
早川麻依子支配人時代、運営から叱責されたメンバーが顔色を悪くしていることが、2020年3月頃までは頻発していた。

そうしたパワハラとも思える事態は、岡田剛社長体制になってから、表に現れていない。
パワハラや不当な扱いがゼロになったかは不明であるが、岡田剛社長がメンバーに暖かく接していることをメンバーが口にするなど、相対的にマシになった様子は窺える。

元々メンバーが顔色を悪くするほどのパワハラが横行していた旧体制の程度(しらべぇ2020/02/15)を思えば、そこから改善するのは難しくないが、改善には違いない。
第三者委員会報告書は撤回していない
第三者委員会報告書を公式サイトに掲載し続けている(NGT48公式サイト)。
尤も、運営会社が4470万円の報酬を出して弁護士達に作成させた報告書なのであるから、撤回するのがむしろおかしな事になるので、掲載しているのが当たり前ではあるが。

新潟県警がSOS47から外した意味

NGT48(後述するように、特にその運営)は、新潟県警からの信頼は得られていない。
2020年9月に警察庁からSOS47にNGT48を起用する方針を伝えられた新潟県警は、殆ど決定済だったその方針に、2020年10月、文書で拒否している事が、行政文書の公開で明らかになった。

警察庁と新潟県警「SOS47」」も参照。

警察庁で殆ど決定されていたSOS47(特別防犯支援官)へのNGT48起用につき、新潟県警は9つの大項目に分けて理由を列挙し、SOS47へのNGT48起用は妥当では無い、との判断を示した。
結果、SOS47にNGT48は起用されなかった。
国内のAKB48グループでSOS47に起用されなかったのは、6グループ中、NGT48だけである(プロジェクトメンバー紹介 | SOS47の活動 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)。

注意が必要なのは、黒塗り理由の中で「個人情報」部分が少なく、法人の評価で黒塗りされた部分が多かった事である。
おそらくメンバーの問題がメインではなく、運営の問題がメインであったのだろうと考えられる。

逆に言えば、新潟県警からみても、法人の評価にかかる問題は大量にある事が、黒塗り理由から推測できる。

これは2020年10月時点での文書であり、現運営体制になってからの新潟県警による評価である。
新潟県警は「体制が変わったからもう大丈夫」とは考えていなかった事が分かる。

情報公開された行政文書の全貌はこちら 下記文書は、@your_intentionさんによる情報公開請求の結果得られた、貴重な文書のうちの1枚である。

悪質ファン・外道ヲタ

NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは、100人弱の規模の集団と思われるが、南関東のツアーコンサートで2000人を集められない事もある今のNGT48に於いて、「100人弱」は小さな割合ではない。

暴行事件被害者を叩き続ける

NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンは、言動を過激化させる一方である。
その殆どは、西潟茉莉奈氏と荻野由佳氏のファンである。



最も有名なのはリュウタで、外道ヲタの全てがリュウタを支持している訳では無いが、中心に位置している。

自治体や企業に起用されると「山口真帆が間違ってたと○○が認めた証拠!」と、大迷惑な持ち上げ方をする

これは毎度のことで、イベントにNGT48が現れるたびに、マスコミに取り上げられるたびに、NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファン達は
「山口真帆が間違ってた証拠!自治体・企業・マスコミはオレ達の味方!」
と叫ぶ。

荻野由佳氏

事件を蒸し返し続ける

荻野由佳氏は2021年11月8日にNGT48を卒業した。
その後、2022年夏から、暴行事件について
「私は何も知らなかったから無実」
「被害者には寄り添わない」
の2点にまとめられる主張を各所で繰り返し、事件を蒸し返し続けている。

「何も知らない」を無実の根拠にしつつ、何も知らない割には確信を持って「被害者に寄り添わない」という姿勢では一貫している。

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  • 秋元康(業務委託される総合プロデューサー)

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