当wikiはNGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々、検証可能な範囲で確かなことを整理し。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。


本項では、NGT48暴行事件における、被疑者らを扱う。
被疑者らの人権に配慮する通例に従い、被疑者らの本名は記載しない。第三者委員会報告書における表記「甲 乙 丙(こう おつ へい)」に従う。

当サイトは犯人・暴行犯らの人権に全く配慮せずに真相に踏み込むといった事はしない。ただ第三者委員会が書いた程度の内容を整理する。
それでも被疑者らの異常性と異様さを示すのに十分である。
また、「女性を、女性の自宅玄関で襲っても、不起訴処分になってしまう事がある」というのは、我が国の法制度の欠陥である。
詳細は不起訴処分弁護士先生の見解・法律資料集を参照。


甲乙丙

第三者委員会報告書

第三者委員会は、暴行犯グループとして甲乙丙の3名を挙げている(第三者委員会報告書全文)。

事件当日、甲と乙が山口真帆さんの自宅マンションの向かいの部屋に入って待機。
丙は山口真帆さんの公演からの帰宅情報を手に入れて甲乙に伝えた。

山口真帆さんが帰宅した際に、甲乙が山口さんの玄関で襲撃した。

本項内「暴行事件当日」、および本サイト内別ページ「暴行の事実認定と根拠」も参照

ストーカー甲

甲は、山口真帆さんのストーカーとして有名ですらあった。
「ときマラソン ストーカー 山口真帆」と検索すれば、2016年のマラソンイベントで山口真帆さんに甲がつきまとっていた事実を憂うるファンからの話題が容易にヒットする。
まいじつでもその旨、記事となっている(まいじつ2019年9月15日)。

人望民(アンチ山口かつNGTファン過激派)はしばしば、「甲は山口真帆のTOPファンであったw」と強調する(Togetter:人望民「暴行犯らは山口のTOPファンだったw」)。
「ファンであったから」何がどうなるのか不明であるが、人望民はその事が事件の矮小化につながると考えているようである。

だがストーカーの7割から8割は顔見知りの犯行である(【ALSOK】)。
人望民が「山口を襲った甲は、山口と顔見知りw」と矮小化しようとしている試みは、顔を知っている者に襲撃された全刑事事件被害者に対する侮辱である。

また、ストーカーは「一方的な好意」が犯行動機になっている事が多い(SECOM安心コラムストーカー対策|香川県警察ストーカーから身を守るには… 札幌弁護士会・佐々木将司弁護士に聞く(北海道新聞))。
さらに、芸能人に対するストーカーは、「熱狂的なファン」が一類型として挙げられる事もあり、「ファンであるから大した事無い」どころではない(日東探偵社/タイプ➃スター・ストーカー(熱狂的なファン))。
「甲は山口さんの熱狂的ファンであった」事の指摘は、むしろ本事件が芸能人に対する典型的なストーカーによる刑事事件である事を示すもの以外では無い。

従って、「被害者アイドルが加害者を知っている」「加害者が被害者アイドルのファンである」2点は、事件の態様を軽くする要素には成り得ない。

むしろ「甲が山口真帆さんも知っているストーカーだった」事は、「2016年から引き続いていた脅威に対し、運営は全く真剣に対処していなかった」事実を示すものにほかならない。

甲乙丙は厄介として知られていた

2018年12月8日夜、NGT48暴行事件で山口真帆さんを襲った暴行犯2人(甲乙)は、ネット上では事件前から「有名な厄介ヲタ」として忌み嫌われていた。

同事件で甲乙と、その協力者「丙」の顔写真や情報が事件直後から一斉にネットに溢れたのも、彼らが「事件前から有名な厄介ヲタ」だったからに他ならない。
また、甲と協力していた乙丙も、甲と同等かそれ以上に有名な「厄介」であった。
つまり運営にとって、甲乙丙の3人はマークし得る危険因子であったし、マークすべきでもあった。

3人とも、ネットに自らの写真や動画を(事件露見後もぬけぬけと)数多く投稿し続けている。

乙丙は山口さんファンではない

なお、乙と丙は山口真帆さんのファンではない。
山口真帆さんのファンでもないのに、丙が甲の襲撃に協力し、乙は甲よりも先に山口さんを襲ったのは何故なのか、理由は不明である。

今村悦朗・運営の認知不足

今村悦朗NGT48劇場支配人(肩書当時)は、事件直後現場に駆け付けた際、
>実行犯の2人はすでに2台のパトカーに分かれて乗せられていた。
としており、「パトカーを覗いて2人の顔を確認しましたが、全く見覚えはなかった。」と述べている(週刊新潮 2019年5月30日号)。

それが真実であるか自体も問題であるが、仮に本当に「2人とも全く見覚えが無かった」とすればさらに問題である。
乙はともかく、2016年にネット上である程度の騒ぎになった、山口真帆さんにマラソンの最中つきまとっていた甲の顔を、今村悦朗は全く把握していなかったという事になるからである。

自社アイドルに公然と公道でつきまとい続けた男の顔を、今村悦朗は
  • 今村は、自社アイドルに公道で公然とつきまとい続け、ネットでも有名になった男の顔を把握・記憶していない
  • 把握していても大した事無いと考えており、週刊新潮に対しても出鱈目を言ったか
上記2つのいずれかしかない。

運営は安全管理に対する意識の低さにつき、指弾されても仕方ない。

暴行事件当日

暴行の事実態様については、被疑者らは不起訴処分にはなったものの、第三者委員会は概ね被害者山口真帆さんの主張通りに認定している。
「被害者がそう言うのならそうなのだろう」といった形ではなく、事実認定にあたって第三者委員会は根拠をしっかり示している。
詳細は暴行の事実認定と根拠を参照。

丙は、山口真帆さんがバスで帰宅途上にある事、バスから一緒に降りる者はいない事を、バスから先に降りた他のメンバー(第三者委員会報告書で「A」と記載された)から聞き出し(Aに悪意はなく「咄嗟に答えてしまった」ものと第三者委員会は記している)、甲乙に伝えた。

甲乙は、山口真帆さんが住むマンションの部屋の向かいの部屋から出て来て、帰宅して部屋に入ってドアを閉めようとしていた山口さんを、ドアをこじ開け、無言で玄関で襲い、顔をつかむなどした。

この時、最初に山口真帆さんを襲ったのは、「山口さんとのつながりを主張する、ストーカーたる甲」ではなく、乙である。
(厳密には、第三者委員会は「乙が最初に襲った」点は認定していないが、「被疑者ら」と複数で表現しており、「襲撃したのは甲乙の両名である」事は認定している。)
「甲と山口が繋がっていたから事件とされる事象が起きた」と主張するNGT48過激ファン人望民の言い分は、襲撃が二人で行われている点だけでも破綻している。
好きな女性に会いに行くのに、帰宅時間をバスの同乗者から聞いて調べ、情報を得て、二人がかりで玄関で無言で襲う者はいない。
それは普通ストーカーと言われる。

不起訴処分は無罪ではない

甲乙が2018年12月28日に不起訴となった事については、詳細は当サイト内「不起訴処分」を参照。

>住田弁護士は「普通の裁判だったら2度と裁判は出来ませんが、不起訴の場合は起訴猶予、嫌疑不十分でも事情が変わったら、もう1回掘り起こして新たな証拠を見つけた場合は起訴することも可能なんです」と捜査が続いている可能性を指摘した。過去の事例についても「本当に少ないですけど。私も検事の時にやったことがあります」と話した。(アッコにおまかせ、スポーツ報知2019年1月20日、弁護士 住吉裕子 先生のコメント

AKSは丙を訴えなかった

AKSは「甲乙が事件直後に、山口真帆さんに、甲乙らとメンバーとの関係をほのめかしたから、公演中止等で損害を被った、3000万円払え」と訴訟を起こしていた(その論法自体にも疑問が向けられ、多くの批判を受けた)。
しかしAKSが民事訴訟を行うにあたって、訴えを起こしたのは甲乙の2名のみが相手であり、丙は被告となっていない。
「事件直後に山口さんと会話をしていた」のは、後にやって来た丙も同様であり、丙も他メンバーの名前を挙げていたにもかかわらずである。
広く公表された事件直後の録音音声でも、会話をしている犯行グループは3人(甲乙丙)である。

民事訴訟自体疑問点だらけであったが(暴行犯と民事で和解した運営も参照)、AKSが民事訴訟の際、なぜ丙を訴えなかったかも、不明である。

「丙」、再び悪事(2019年12月)

丙はアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー・通称ノイミー)」メンバーへの付きまとい行為で、2019年12月に強要の疑いで警視庁駒込警察署に逮捕されている。
NGT48暴行事件から1年経った時点での、全く反省無き再びの悪事に、世間は驚愕した。 犯人グループは全く反省していないばかりか、48グループに限らず、アイドルを標的にした悪事を続けている。
これは全アイドルグループに対する具体的脅威の一つである。

弁護士の先生方によるYOUTUBE動画

不起訴処分について

相関図

図の詳しい説明と高画質版は相関図を参照

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