当wikiはNGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々、検証可能な範囲で確かなことを整理し。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。

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今村悦朗(いまむら えつろう)は、2018年12月8日事件当時、そして2019年1月10日の山口真帆さんの「被害者がステージで謝罪させられた事件」当時、NGT48劇場支配人であった人物である。

2021年2月4日に、株式会社Standby3の取締役に就任している事が明らかになった。
株式会社Standby3には、加藤美南がNGT48から移籍した。

2018年夏、厄介に関する抗議を軽視

「2018年の夏、あるNGTのイベント会場で、一般のファンが今村前支配人に軍団(厄介)のマナー違反を抗議した際の音声」(2019/02/08 11:30ニコニコニュース オリジナル)には、今村悦朗の以下の発言が記録されている。

>(厄介と)会話をして、なんとなくここだけの話ね、手なづけてるの、俺は今。自分の味方にしようとは思わないけど、でもあいつらに懐に入ってほしいとか入りたいとかいうことじゃないんだけど、世間はそれを癒着と言っているじゃん、俺のことを。あれは癒着じゃないからね。
(略)
>あいつらだって一応ファンなんだから。心を広く持っていかないと。あいつらだってファンなんだから除外するだけじゃだめだよ。あいつらにも気持ちを改めてもらう方法としてはNOだけじゃダメなんだよ、人間。「分かったよ。じゃあ、お前の話聞くから」って言って「あ、聞いてくれるんだな」っていうところが支配人の仕事だと俺は思う。そのことを年月かけて、ちょこちょことやっていくのが大事だと思う。まだまだ足りてないけどね。

厄介集団のマナー違反を抗議しに来たファンに対して、「厄介を懐柔している」「あいつらだってファンなんだから除外するだけじゃだめだよ」との旨、答えている。
  • 厄介は出禁にするのではなく懐柔する。これは癒着ではない。
  • 厄介だってファンなんだから除外するだけじゃだめ。

以上2つが、事件前からのNGT48劇場支配人(肩書当時)今村悦朗の価値観であった。

※なお、この音声を文春は「中井黒幕説デマ」の補強として報じたが、中井りかさんが事件に無関係である事については中井りかさんと山口真帆さんについてを参照。
※文春は2019年1月から「中井が黒幕、BやCは無関係」を強調する報道を続け、2019年秋まで山口真帆さんに対するネガキャンすら行っているため、「偏向が過ぎる」と判断している当サイトでは、一次資料の引用以外では使っていない(そもそも文春公式が長岡駅の写真で「新潟の取材も佳境」とツイートした事が、当サイト管理人の文春記事に対する不信の始まりであった)。

第三者委員会、普段の今村を強く批判

事件対応について

2019年2月から3月中旬にかけて、NGT48暴行事件の調査を行った第三者委員会は、今村支配人の普段の問題ある言動や、取締役会が支配人の権限を明確に定めて居なかった事などを問題視し、報告書において強く批判している。

第三者委員会報告書から引用)
>(ア)支配人らによる認知と対応
>上記イに記載したようなメンバーとごく一部のファンとの私的領域における接触、いわゆる「つながり」については、前支配人あるいはマネージャーが一定の範囲で認知していた(他のメンバーから伝え聞いた場合なども含む。)と思われるところ、1件については、調査は行ったようであるが正式な処分はなされていないし、それ以外の事案については、積極的に調査や対応を行っていた形跡は認められない。

(今村支配人は)つながりをもったメンバー処遇を『証拠が無い』とだけ言って申告を排除し、それ以上調査をしていなかったようである

(前支配人や劇場スタッフ、マネージャーらは、)私的領域での接触を求めたり、実際に接触を行った者(ファン)に対する処分については、そもそも本件事件までは検討したことがなかったようにも窺われる。

このように、当該委員会はかなり衝撃的な内容を書いている。

今村悦朗は、
  • メンバーとファンがつながりを持っていても、メンバーの処分云々以前に、調査もせず放置する
  • 私的領域での接触を求めたり実際に接触したファンに対する処分は、検討した事も無かった
というNGT48劇場支配人であった。

資質と評価について

>特に、本件事件当時の前支配人が、マネジメントを専門とする人物ではなく、マネージャー教育のあり方、実践に精通していなかったことも原因として挙げられるが、それ以上に、AKS自体に、マネージャーを養成すべき部署が存在せず、全てが現場での判断の蓄積で行われていたことにも起因していると考えられる。

当該第三者委員会は、今村悦朗について
マネジメントを専門とする人物ではなく、マネージャー教育のあり方、実践に精通していなかった
と述べている。
ひどい言われ様である。

>メンバーに関して発生した事象について、前支配人は、業務の処理を行ってきたのであるが、マネージャーを超えて、メンバーから直接前支配人に相談を持ちかけられることも多く生じ、前支配人自身もそれを許していたこともあって、結果的に、発生した事象の詳細を正確に理解せず、あるいは、他の事象への対処との均衡を必ずしも正確にはかることなく判断を行っていると、メンバー、あるいはマネージャー等スタッフから評価されることが多かったようである。
>また、上記のとおり前支配人を指揮監督する役員等に関する具体的な規定がないため、前支配人自身も誰にどのように相談すればいいかわからないまま、自らのみで判断せざるをえない状況が多く生じていたと思われ、メンバー、あるいはマネージャー等スタッフから、この点を捉えて独断していると評価される場面もあったようである。

事象の詳細を正確に理解しておらず公平でも無い、と評価される事が多かったようである。独断している、と評価される場面もあったようである」と、当該委員会が述べている。
これも結構ひどい言われ様である。

事件当日〜翌月の行動が不明

第三者委員会報告書

今村悦朗は「メンバーとファンのつながり」にほとんど対処していなかった事を委員会は認識しており、委員会は今村に対して甘い見方はしていない。
にもかかわらず奇妙な事に、事件当日と翌日から、翌月にかけて、今村悦朗支配人がどのような行動をとっていたか、一切第三者委員会報告書は沈黙しており、「支配人が何を考えどう行動していたか」は、完全に闇に包まれている。

少なくとも、支配人として適正な対処はなされていなかったと推測できる(していれば、書かれていたはずである)。

そもそも独立性に疑義が示される第三者委員会であり、AKSに対する忖度が疑われている。(詳細は第三者委員会を参照)
その第三者委員会にしても、
  • 「事件当日からしばらくの間」の今村の行動については書けなかったが
  • しかし「普段の今村」については批判せざるを得なかった
という事になる。

週刊新潮での驚くべき証言

週刊新潮で、今村悦朗は驚くべき証言をしている(週刊新潮 2019年5月30日号)。

>(今村悦朗が)現場に駆け付けた際、実行犯の2人はすでに2台のパトカーに分かれて乗せられていた。
>「パトカーを覗いて2人の顔を確認しましたが、全く見覚えはなかった。僕が彼らと知り合いだった、しかも、癒着していたなんて絶対に有り得ません」

「自分が厄介と癒着していたとか知り合いだったとか有り得ない」と強調したかったのであろう。

しかしながら、被疑者らのうち甲は、2016年のときマラソンで山口真帆さんに公道で公然とつきまとい行為を行った、ネットでも有名な厄介ヲタであった。
何しろNGT48ファン過激派人望民に言わせれば「山口のTOPヲタ」とまで言われるほど、有名なストーカーであった(人望民「暴行犯らは山口のTOPファンだったw」←警備会社「ストーカー行為の約7〜8割は、交際相手(元含む)や知人友人などの顔見知りの犯行によるものです(警察庁調べ)」)。

その有名厄介ヲタ、またはTOPヲタの男の顔を、今村悦朗は「全く見覚えは無かった」としている。
  • 今村は、自社アイドルに公道で公然とつきまとい続け、ネットでも有名になった男の顔を把握・記憶していない
  • 把握していても大した事無いと考えており、週刊新潮に対しても出鱈目を言ったか
つまり能力と配慮を欠いていたか、嘘をついたかのいずれかである。

飲み会同席者の投稿でクビ

2019年3月6日、元AKB劇場支配人である戸賀崎智信が、前NGT48劇場支配人今村悦朗と、当時AKB劇場支配人であった細井孝宏との酒席の模様をツイッターにアップし、「皆ぐたらない(原文ママ)報道に惑わされないように」とツイート。
姿を現さなかった今村悦朗がこのような形で登場し、戸賀崎には何らかの話をしている事が分った事で、戸賀崎、細井、今村の三名は大炎上した。
翌日、AKSが今村を事実上クビ、細井を支配人から解任した(朝日新聞2019年3月7日)。
なぜか「戸賀崎の投稿で、今村と細井が罰せられた」という謎な展開で、今村悦朗に事件についての説明を求めている世論には、かえって火に油を注ぐ形になった。
さらに、事件当時の支配人が姿を消す事で、事件の真相解明からは遠ざかるのではないかとの当然の疑念を呼び、実際、真相解明からは程遠い方向にAKSは動いて行く(wezzy2019.03.08)。

週刊誌取材後、雲隠れ

今村は一度2019年5月に週刊新潮の取材に応じているが、元支配人が「新潮にだけ独白」するという、無責任極まりない形、しかもその他の運営の発表とも矛盾する内容だらけだった事で、ネットでは怒号が飛び交った。
立場を問わずメンバー達が苦しむ中、事件発覚から2021年1月9日現在(事件の2年後)に至るまで、今村悦朗は「一度も」表に出て来ていない。

2020年9月、Standby3の取締役に就任

今村悦朗が、2020年9月9日設立の株式会社Standby3の取締役に就任していた事が、2021年2月4日に明らかになった。
当サイト管理人も登記簿謄本を調査。今村悦朗が2020年9月9日、会社設立時に取締役に就任していた事を確認した(intention氏による謄本画像ツイート)。
株式会社Standby3の履歴事項全部証明書「登記記録に関する事項」欄には、「東京都港区赤坂九丁目6-12イワキビル1F株式会社Featherから分割により設立(改行)令和2年9月9日登記」とある。

Standby3には、NGT48を卒業したばかりの加藤美南氏が所属している。中国版ツイッター「微博」において、加藤美南氏は「Standby3 Inc.所属艺人」と表示されている(2021年4月24日アーカイブ)。
そして加藤美南氏は、
>中国最大のソーシャルメディア『WEIBO(微博)』で活躍する日本の著名人らを表彰する『WEIBO Account Festival in Japan 2020』が4日、都内で行われ、新人モデル賞を受賞
した(オリコン2021-02-04)。

加藤美南氏は「日本と中国の若者の架け橋になれるような存在になりたい! コロナが落ち着いてきたら中国の方にたくさん遊びに行かせていただきたいです!」と述べており(オリコン2021-02-04)、今後は日中を跨ぐ活動を視野に入れているとみられる。

Standby3は、JIEDO(一般社団法人 日本国際経済開発機構)とパートナーシップを結んでいる(Standby3トップページ)。
この社団法人JIEDOのウェブサイトには(大変読み難いUIで、UXは最悪に近いサイトである)
>ユニコーン企業(創業10年以内、未上場、評価額1,100億円以上)と呼ばれるテクノロジー企業は2020年に日本にわずか1社しかないのに比べ中国、インド、韓国、香港、シンガポールなどのアジアには120社存在します。
>アジアの巨大IT企業やユニコーン企業と連携し、共に成長していくのが正解では
との文言があり(JIEDOウェブサイト)、「日本は衰退している、アジアは発展していく、アジアと手を組もう」を現状認識とする組織である事が分かる。

おそらくはStandby3は、中国での芸能活動を本格化する事を狙っているのではないかと考えても矛盾は無い。

しかしながら、日本で、NGT48で、女性アイドルを守れず、誰一人守らず逃亡した今村悦朗が、中国で女性タレントを守れると考える事には、無理がある。

当サイト管理人は、今村悦朗に、これ以上の犠牲者を出さないよう、速やかな辞任を求めると共に、NGT48暴行事件発生当日から1カ月間もの間、何を考えどう行動していたのかを、ニコニコ動画での生中継形式(第三者委員会報告書会見と同様の形式)で説明する事を要求する。

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