当wikiはNGT48事件につき、第三者委員会報告書、マスコミ記事、メンバー達の発言、法人の登記簿謄本、弁護士の見解等々、検証可能な範囲で確かなことを整理し。未だに撒き散らされ続けるデマ・ガセに対抗します。


本項では、NGT48暴行事件において、奇妙な動きをしていたNGT48のマネージャーを扱う。
当サイト管理人は彼を「厄介なスタッフ」「厄介なマネージャー」と呼んでいる。

暴行犯ら(被疑者ら)と山口真帆さんらが、公園で対峙していた際、警察官に対して暴行犯の言い分の方を紹介するなど、「アイドルを守るマネージャー」としての自覚が欠けているか、何か別の思惑があったのか、とかく不審な言動が目立つ人物である。
株式会社AKS第三者委員会も、名指しは避けながらも、マネージャーの自覚の低さについては指摘していた。

ネットでは、事件現場での録音を参考に、彼の名前はほぼ特定されたように語られている。
当サイトはそれを強く否定はしないが、万が一その特定が誤りという可能性を考え、当ページでは彼を「厄介なスタッフ」「厄介なマネージャー」「彼」と表記する。
当サイト管理人は、「彼」の名前につき、2021年1月14日、公式サイトに問い合わせを行ったが、回答は無かった。

事件当日での動き

厄介なマネージャーが、事件直後の公園での録音にどのような言動を残していたかについては、下記漫画を参照。

【NGT事件】音声データ一部絵起こし

厄介なマネージャーの奇妙な言動は以下が挙げられる。
  1. 暴行犯が自ら述べた「こういうのって一年以上前から続いていることなんで」に対し、「別にその辺はどうでもいいんだ」と遮り、暴行犯のせっかくの証言を止めた
  2. 「山口がここでどう言おうと本当の事を言うかそれが本当なのか誰も分からない」などと述べ、「中立」もっと言えば「暴行犯寄り」の姿勢をとっている
  3. 山口真帆さんの「顔を掴まれた」という主張に反して「手を掴まれたり」と警察に述べた
  4. 「(暴行犯は)それはしてないと言うんですけど」と暴行犯の意見を警察に代弁した

他にも色々と奇妙な発言が多い。
本来は、マネージャー・スタッフであれば、暴行犯と自社のタレントが対峙していれば、自社のタレントの側に立ち代弁するのが筋である事は言うまでも無いが、暴行犯の言い分に沿って事態を矮小化しようとする露骨な姿勢からは、彼は自らの役割を基本から理解していないと判断せざるを得ない。

第三者委員会の指摘

引用

株式会社AKS第三者委員会も、個人として名指しはしていないが、NGT48のマネージャーについては手厳しい指摘をしている。

長くなるが以下、引用する。
>(ウ)マネージャー等スタッフ養成の必要性

>「つながり」を未然に回避するためには、上記(イ)に記載したとおりメンバーの教育が不可欠であるが、それととともに、マネージャーをはじめとするスタッフの養成も必要と考える。NGTのマネージャーの中には、メンバーやファンに対して関心が薄い者もいるようであり、本委員会の意見としては、それを是正せよというレベルの指摘をするものではなく、AKSとして、年少あるいは若年のメンバーにアイドルとしてあるべき姿を教え導ける存在としてのマネージャーの養成が不可欠であるという指摘である。

>若い女性が、「会いに行けるアイドル」という極めて微妙な立ち位置において、「自覚」と「責任」を持って活動することに困難を伴うということは、本委員会の調査を通じても痛切に感じるところである。そのような中、メンバーが芸能活動を続けてゆくにあたっては、私的領域での接触が禁じられる理由について、マネージャー自身が正確に理解し、メンバーが正確に理解し納得できるまで丁寧に説明を行い、折にふれて、メンバーにその自覚を促すことが求められる。そして、メンバーがファンと私的に接触しそうになった場合や、ファンからそのような接触を受けた場合に正しい対応をする方向に教え導くためには、メンバーの良き指導者・良き相談者としてのマネージャーの存在が不可欠であると思われる。

>しかしながら、残念なことに、NGTのマネージャーの中には、自らにそのような役割が求められていることを明確に意識していない者がいるようにも見受けられた。そのため、メンバーから、他のメンバーがファンと私的領域で接触していると相談された場合、「証拠がない」などとしてこれに取り合っていなかったことや、メンバーからファンとの私的領域での接触を告白されていたにもかかわらず、マネージャーは何も対処しなかったことがあった。その結果、メンバーの中にはマネージャーに相談しても何も解決しないと考える者が存在していた。

>このことは、まず、前記2(2)「マネージャー業務」に記載したとおり、AKSにおいて、マネージャーの業務に関する明確な規程がないことが原因と考えられる。マネージャーがどのような職務を負うのか、誰の指揮・命令に従う必要があるのか明確に定められていない中では、マネージャー自身、支配人の指示に従って言われたことをやっていればいい、あるいは、目の前にあることを処理していればいいという考えに陥りやすいことは否定できず、NGTにおいても似たような状況に陥っていたのではないかと推測することができる。

>だとすれば、まずは、マネージャー業務に関する明確な規程を設け、その権限や役割を明確化することが早急に対応すべき事柄と考えられる。

>規程の設置に加え、これを実効的に運用するためには、マネージャーに規程に従った業務を行うよう教育することも必要となる。

>特に、本件事件当時の前支配人が、マネジメントを専門とする人物ではなく、マネージャー教育のあり方、実践に精通していなかったことも原因として挙げられるが、それ以上に、AKS自体に、マネージャーを養成すべき部署が存在せず、全てが現場での判断の蓄積で行われていたことにも起因していると考えられる。

>直ちに、自社において、そのような部署を設置することには困難を伴うとは思われるが、早急な対応が必要であり、これを怠ることは、マネージャーとメンバーとの間の信頼関係が築けず、かつ、メンバーの教育が十分に行いえないことを意味し、その結果、ファンとの私的領域での接触のみならず他の面でも不適切な事象が発生する危険をはらんでいる。

運営が対処したかは不明

これらの指摘から、マネージャーに多大な問題があった事は明白である。
また、第三者委員会は、支配人の権限と役割の明確化の他に、マネージャーの権限と役割の明確化と、マネージャーの教育を提言しているが、これがNGT48において実行されたかどうかは不明である。
少なくとも早川麻依子支配人も、公式サイトや公式ツイッターからも、マネージャーの体制が変更されたとの声明は出されて居ない。

マネージャーの構成

当サイトでは個人名記載を避けるが、

上記の「そのまま在任した3名」に、当ページで問題になっている厄介なスタッフが居るのか、そして第三者委員会が求めた再教育、権限と役割の明確化がなされたのかは、不明である。
少なくとも運営からは何の発表もされておらず、第三者委員会の勧告に誠実に応じたかどうかにつき、運営側からのアピールは、無い。

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