荻野由佳が、ある日レッスン終了後、
メンバーと2人で(もう1人は誰だったかは不明)夜道を歩いていたところ、突然、窓をカーテンで閉めた車がドアを開けながら接近してきた。
そして黒の帽子とマスクを身につけた男が車から現れ、そのまま連れ去られそうになる。
荻野はすぐ走って逃げたが、
3日後にも再びその車と遭遇。
その際は、もう1人のメンバーが落とした携帯を、老人が偶然届けにきたことで二人は助かった。
この事件は2018年8月14日放送の
日本テレビ系バラエティー『ザ!世界仰天ニュース 死を呼ぶ身近な危険2時間スペシャル』にて、荻野が自分が命の危険を感じたエピソードとして紹介した事で公になった。
番組収録中に明かされたこの「拉致未遂」の体験談に共演者達は仰天。
番組共演の陣内智則氏は「『仰天ニュース』でする話ちゃうで」と言い、笑福亭鶴瓶氏も「警察や、警察にせな」と述べるなどしている。
テレビ番組のシーン一部を添付画像にしたオリコンニュースのツイートが以下である。
この連続拉致未遂事件は、テレビで放送され、一部マスコミが上記のように取り上げたものの、どういうわけかファンの間では大きく騒がれなかった。
14日と15日のツイッターを検索すると(2018年8月14日・15日の検索結果:
「荻野由佳」、
「おぎゆか」)、心配の声は極めて僅かである。果ては掲示板の一部ではあるが「笑えないしあんまり話さない方がいいよ」などと「泣き寝入りを推奨」するような書き込みまであった(
当該5ch書き込み、
当該掲示板まとめ、
元掲示板「【悲報】荻野由佳さん、 新潟で拉致されそうになるも間一髪助かる!!」過去ログ)。
また、「その『一緒に歩いていたもう一人』は誰なのか?」という疑問・心配の声もほぼ皆無である。
なお、荻野由佳氏から
モバメで発せられたものではないかと推定される文章が匿名掲示板に書かれていたが、荻野氏自身によるものかは2023年10月13日現在、確認できていない(
357 :47の素敵な(庭):2018/08/15(水) 07:57:46.30、
691 :47の素敵な(地震なし):2018/08/15(水) 10:02:44.68)。
仮にこの文章が荻野由佳氏本人によるものでガセではないとすれば、「もう一人」の被害者は
西潟茉莉奈氏という事になる。
この事件(に限らないが)の露見時に、ファンが注目して騒ぎ、
運営による警備体制の抜本的見直しが行われていれば、事件は続発せず、今のNGT48の惨状も無かったかもしれない。
なお2019年1月から2月にかけて、荻野由佳らの連続拉致未遂事件は報じられていた。
- 「NGT界隈ではもうひとつ、恐怖事件があった。」(messy2019.01.12)
- 「2018年夏には荻野由佳(19)が、「レッスン帰りの夜道で車に連れ込まれそうになった」とテレビで告白した。」(FLASH2019.01.15)
- 「ハンターの仕業かは不明だが、荻野由佳がレッスン終わりに、男に車に連れ込まれそうになる物騒な出来事も。」(FLASH2019.01.24)
だがこの時も、荻野由佳ファンから特筆できる規模の反響は無かった。
それどころか、
NGT48と荻野由佳氏を応援する一部の外道ファンの一人「
リュウタ」は、この荻野由佳連続拉致未遂事件を問題にする人々に対し、「
「つうか、番組のネタの話にそんなにマジになって暑苦しい奴って言われた事無いか?」」と2020年11月に述べ、現メンバーの安全を心配する人々を嘲笑している。
この件についての当ウィキ管理人の論考は右記ブログを参照:
NGT48ファンよ、荻野由佳ファンよ、心配し、声をあげたらどうですか
荻野由佳氏とNGT48暴行事件についてのサイト管理人の見解は右記ブログを参照:
荻野由佳と一人連続拉致未遂事件の謎
なお、2022年8月のドリーマーハウスYOUTUBE動画、2022年12月の週刊女性、2023年3月の田村淳との対談YOUTUBE動画、2023年12月の
TeNY・新潟一番の番組など、荻野由佳氏は自分の受けた誹謗中傷被害について語る機会が何度もあったが、なぜかこの拉致未遂事件については一言も触れていない。