暴行の事実態様については、被疑者らは不起訴処分にはなったものの、第三者委員会は概ね被害者山口真帆さんの主張通りに認定している。
「被害者がそう言うのならそうなのだろう」といった形ではなく、事実認定にあたって第三者委員会は根拠をしっかり示している。
詳細は暴行の事実認定と根拠を参照。
丙は、山口真帆さんがバスで帰宅途上にある事、バスから一緒に降りる者はいない事を、バスから先に降りた他のメンバー(第三者委員会報告書で「A」と記載された)から聞き出し(Aに悪意はなく「咄嗟に答えてしまった」ものと第三者委員会は記している)、甲乙に伝えた。
甲乙は、山口真帆さんが住むマンションの部屋の
向かいの部屋から出て来て、帰宅して部屋に入ってドアを閉めようとしていた山口さんを、ドアをこじ開け、無言で玄関で襲い、顔をつかむなどした。
この時、最初に山口真帆さんを襲ったのは、「山口さんとの
つながりを主張する、ストーカーたる甲」ではなく、乙である。
(厳密には、第三者委員会は「乙が最初に襲った」点は認定していないが、「被疑者ら」と複数で表現しており、「襲撃したのは甲乙の両名である」事は認定している。)
「甲と山口が繋がっていたから事件とされる事象が起きた」と主張するNGT48過激ファン
NGT48一部ファン過激派の言い分は、
襲撃が二人で行われている点だけでも破綻している。
好きな女性に会いに行くのに、帰宅時間をバスの同乗者から聞いて調べ、情報を得て、二人がかりで玄関で無言で襲う者はいない。
それは普通ストーカーと言われる。
なおこの事件直後、警察が山口真帆さんの自宅ドアの指紋採取を行っていることを
第三者委員会も報告しており、暴行事件は決して「山口真帆さんの言い分・証言だけ」で捜査されたわけではない。
「家宅捜索や指紋採取を山口は拒んだ」という悪質なデマが、アンチ山口・NGTファン過激派から流される事がある(運営から流された疑念もある)。
詳細は「
NGT48を巡るデマ・ガセを検証する#kataku」を参照。