2019年1月17日から26日にかけて、スポーツ紙と週刊誌は、マンションを
NGT48運営が寮として借りていたと報じられた。
これらの記事は第三者委員会報告書以前の記事であり、中には山口真帆さんに対して懐疑的・非好意的な記事もあるが、それでも「運営がマンションを寮として借りていた」とあっさり書いているのは注目に値する。
つまり「メンバー個人が、自分のマンション部屋を、メンバー個人名義で借りている」という形式ではないという報道内容であった。
NGT48の運営会社は県外出身メンバーのために、寮としてマンションを借りていたが、今回の事件では玄関先までファンが訪れ、一部ではファンの集団が拠点として同じマンション内に部屋を借りているとも報じられた。関係者によると、事態を重く見た運営側は近く寮を引き払い、別のマンションに変えるという。(スポーツ報知2019年1月17日)
そもそもNGT48や、博多を拠点とするHKT48のメンバーは事務所の用意したマンションを“寮”として住むことが多い。だからお互いの私生活がよくわかるんです。(芸能関係者)(女性セブン2019.01.17、NGT暴行事件 アイドルグループの闇「真面目タイプ」が孤立)
17日付スポーツ報知が報じた。運営側は寮としてマンションを借りていたが、今回の事件でファンが玄関先まで迫ったことなど事態を重く見て、別のマンションに替えることになった。(スポーツ報知に言及する形、夕刊フジzakzak2019.1.17)
寮として使用していた新潟市のマンションからメンバー全員が引っ越す方向で準備を進めていることが17日、分かった。NGTの運営会社AKSが新潟県出身以外のメンバーのため借りていたもの。事件ではこのマンションが現場となっていた。(スポニチ2019年1月18日)
NGTの活動拠点は新潟。県外から参加しているメンバーは運営側が借り上げているマンションを寮として暮らしている。青森出身の山口さんもその一人だ。(FRIDAY2019年01月26日、NGT48山口真帆さん暴行事件 犯人が「野放し」になった理由)、※なおこのFRIDAYの記事は、山口さんを貶めるような供述をしている「NGT関係者」が登場している。被害者を守らずにむしろ貶めようとする運営関係者が存在する事がこの頃から既に明らかになっていた。厄介なマネージャーも参照。
これらの記事に対して
AKSが抗議していた様子はみられない。
AKSの
松村匠取締役、
早川麻依子NGT48劇場新支配人、
岡田剛(同副支配人、いずれも肩書き当時)らは2019年1月22日には新潟日報の取材を受けており(後述)、マスコミ報道に限定しても、「運営が当該マンションの部屋を寮として借りていた」ことを否定する機会はあった。
さらに2019年7月4日にも、日刊ゲンダイで「NGT48のメンバーが、寮として借り上げられていたマンション内で男性から暴行を受けた事件」と記述した記事がある(
日刊ゲンダイ2019/07/04)。ここでも「メンバーが個人で借りていた住居」という扱いはされていない。